米国株式市場: 史上最悪のスタート

・ 金曜のダウ平均は390ポイント安で終了したが、ザラ場では瞬時537ポイント安という場面があった。この2週間でダウは1400ポイントを超える下げとなり、史上最悪の年明けとなった。 -- ニコール・シンクレア(ヤフー・ファイナンス)

・ 恥知らずな人々で占められる金融機関と政府が、株式市場に迫る危険を警報することはない。もちろん、世界的な景気後退と市場の混乱を警告することもない。しかし事実は、米国には約5年に一度の割合で景気後退が起きており、前回の景気後退が7年前であったことを考えると、そろそろ景気後退がやって来ると考えるべきだ。過去6回の景気後退では、S&P500指数は平均で37%の下落となったが、今度やってくる景気後退ではS&P500指数は平均を超える下落となることだろう。-- マイケル・ペント(ペント・ポートフォリオ・ストラテジーズ)


・ 米国株式市場が既にベアマーケットに入ったという見方に、私は疑問を感じない。米国に上場されている株は、平均で高値から既に25%下落している。小型株指数のラッセル2000は25%の下げ、そしてダウ輸送株指数も25%の下落だ。更に、米国で最大の時価総額を持つアップルは既に30%も下げている。-- ジョシュア・ブラウン(投資アドバイザー)

・ はたしてベアマーケットは既に始まったのだろうか、と議論されているが、頭脳を揃えたネッド・デービス・リサーチによると、典型的なベアマーケットはS&P500指数に属する銘柄の半数が52週高値から20%下げたところで始まる。正に、現在の状況がそれに近い。-- グレッグ・グエントナー(The Daily Reckoning)

・ 小売業界最大手のウォルマートが269の店を閉める。小売店が店舗数を減らすというニュースは珍しくないが、これはウォルマートだ。数十年にわたり、ウォールマートは積極的に店舗数を増やし、競争相手を倒してきた。こんなウォルマートが269もの店を閉めるというのだから、私はとにかく驚いた。

この店舗数削減で約1万の人々が職を失う。売上が低迷している数店を閉めるというのなら納得できるが、もし政府から発表されているように本当に景気が成長しているのなら、269もの店を閉鎖する必要があるだろうか?

事実は、米国経済には大きな危険が迫っている。ウォール・ストリート・ジャーナルによれば、米国の93%の郡は前回の景気後退から回復していない。雇用状況、失業率、経済規模、住宅市場の4つの指標を使って計った場合、全米に存在する3069の郡の中で前回の景気後退から完全に回復できたのは、たったの214郡だけだ。-- マイケル・スナイダー(The Economic Collapse)

・ 水曜のマーケットの大幅下落で、米国株式市場は調整領域に入った。高値から10%の下落が調整と呼ばれているが、同様なことが8月にも起きた。調整自体には問題はない。問題なのは、調整が2度も短期間に起きたことであり、このようなことが起きたのは1929年、2000年、そして2008年の3回しかない。ご存知のように、それらの年は暴落が起きた年だ。-- マイルズ・アドランド(ビジネス・インサイダー)

・ ベアマーケットを必要以上に怖がることはない。なぜなら、ベアマーケット入りが報道される頃には、ベアマーケットは終わりに近づいているからだ。米国株式市場の下げが始まったのは6月23日、既にそれから206日が過ぎている。1900年以来、平均的なベアマーケットの長さは403日だから、約半分のベアマーケットが既に終わっている。もちろん、現時点ではベアマーケット入りはまだ宣言されていない。しかし宣言される頃には、更に多くの月日が6月23日の高値から経過している。-- マーク・ハルバート(ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト)

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