著名ファンド・マネージャー: 金以外に大した投資先はない

今朝、仕事部屋から出てきた万年ベアのアルバート・エドワーズ氏(ソシエテ・ジェネラル)は、早速こんなことを言って投資家たちを動揺させている。「S&P500指数は、最近の高値から75%の下落となるだろう。」 -- iBankCoin
あと2分ほどで水曜のマーケットが終了しますが、下がS&P500指数の日足チャートです。


いよいよ8月末の安値が迫っています。今日の目立つ長い陰線で分かるように、指数は2.49%の大幅下落です。

3分足チャートを見てみましょう。


先ず、ローソク足で示されているのがS&P500指数です。指数とは反対に上昇しているのは米長期国債(青)、そして金(赤)です。言い換えると、冴えない不安定な株式市場を見た投資家は、資金の避難場所として金と国債を選びました。

CNNマネーは、金についてこのような報道をしています。
ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック氏は、金価格は既に底を打ち、現在の価格から約30%上昇して1400ドルに達するだろうという見方を発表している。氏は原油価格の暴落、そしてジャンク債市場の混乱を早くから予想していた一人であり、今年の投資先として金以外には大したものは無いと言う。
ガンドラック氏が弱気な主な理由は5つあります。
・ 世界経済成長予想が発表される度に数値は下方修正されている。
・ 中国が人民元を切り下げることがほぼ間違いないことを考えると、中国は世界の市場に更に混乱を与えることになるだろう。
・ 米国株式市場は、ステルス・ベアマーケット(探知されていないベアマーケット)に既に落ち込んでいる。多数の株が高値から20%を超える下げとなっており、このようなステルス・ベアマーケットの後には本格的なベアマーケットが訪れるものだ。
・ 日本は10年を失っただけでなく、現在の日本はまだ失われた世代の中だ。
・ コモディティと密接な関係があるため、新興国市場も良い投資対象にならない。
ガンドラック氏は連銀に対しても批判的です。
連銀の役員たちは現実を把握していない。彼らの今年の米国、そして世界経済の成長予想はあまりにもバラ色すぎる。もし連銀の言うことを信じている人がいるのなら、「私は連銀を信頼している」、と印刷されたTシャツをその人たちにプレゼントしたいと思う。
ということで、ガンドラック氏はイエレン氏のファンではないようです。

(参照した記事:Perverted Analyst Thinks S&P 500 Will Fall 75%

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