米宝くじ: 賞金はついに史上最高の14億ドル

月曜のマーケット終了まであと50分、今日も株は売られています。特に話題になっているのは下げが止まらない原油です。WTI原油は5.22%の大幅下落となり、いよいよ20ドル台が見えてきました(現在31ドル43セント)。全く冴えないマーケットにウンザリといったところですが、米国の今日最大の話題はこれです。


水曜のパワーボール(宝くじ)の賞金額が、とうとう14億ドルに膨れ上がりました。円に換算すると164,417,400,000円に相当し、正に一生かかっても使うことが不可能な金額です。

パワーボールは毎週2回行われ、6つの数字を全て当てた人が一等の賞金を獲得することができるのですが、当選者が最近全く現れず、賞金は繰り越しに繰り越しを重ね、ついに14億ドルという信じられない額に達してしまいました。もちろん、米国史上最高額です。

パワーボールのチケット(自分の好きな数字を選びます) 
飛行機事故で死ぬ確率の方が、パワーボールに当たる確率より高いという話を聞いたことがありますが、USA TODAYによると、パワーボールに当たる確率は2億9200万分の1だそうです。

この巨額な宝くじに当たった人のために、ヤフーファイナンスには、こんなアドバイスが載っています。
・ 自分が当たったことは公表しないこと: 各州の規則を調べて、もし可能であるのなら当選したことが公表されないことを選ぶべきだ。名前が報道されてしまうと、ありとあらゆる慈善団体から寄付をしてくれ、としつこく追い回される。
・ 他の人たちの間違いから学ぶこと: 宝くじなどで大きな金が転がりこむと、多くの人たちは金使いが荒くなり、場合によってはギャンブルや麻薬で人生を狂わせてしまう。
・ 弁護士とファイナンシャル・プランナーを雇うこと: 一気に大金が転がり込んだ宝くじの当選者は、多くの人たちのターゲットになるから、信用できる弁護士やファイナンシャル・プランナーと相談して富を守ること。
・ 先ず借金を払うこと: 大金が手に入ってからといって、自分のライフスタイルを急激に大幅に変えてはいけない。
・ 家族や友人との距離を必要以上に近づけないこと: 金を貸してほしい、と友人や家族から懇願されることだろう。しかし、全ての人に金を貸していたのでは、あなたの富が急速に減ってしまう。
下は、宝くじに当たり人生が大きく狂った一例です。
1997年、ホームデポ(小売店)で働くビリー・ハーレルさんは3100万ドルのテキサス・ロットに当たった。さっそく高級車、高級住宅を自分自身と家族のために買い、そして農場も購入した。教会にも寄付し、クリスマス・ディナー用としてホームレスの人々のために480羽の七面鳥を寄贈したこともあった。荒い金使い、そして個人的な問題も重なり、ハーレルさんは1999年にショットガンで自殺した。「私の人生で最悪の出来事はロットに当たったことだ」、とハーレルさんはファイナンシャル・アドバイザーに語っていたという。
たとえ宝くじに当たっても私は変わりません、と多くの人が言うようですが、実際に当たってしまうと中々そうはいかないようです。2003年、イギリスで宝くじに当たった(ドルに換算すると約300万ドル)キャリー・ロジャーズさんもそんな一人です。「無駄使いはしないで、困っている人を助けます」、と言っていたロジャーズさんですが、友人や家族のために金をどんどん使っただけでなく、何と38万ドルもの大金をコカインに使ってしまいました。最終的には自殺未遂という悲惨な結果です。

お金は極めて重要なものですが、一気に大金を得てしまうと、やはり私たちの価値観は簡単に変わってしまうようです。さて、これからパワーボールを20ドル分買いに行こうと思います。

(参照した記事:Lucky? 13 things to know about record Powerball

Here's What to Do If You Actually Win the Powerball

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