2015年12月4日金曜日

レジスタンスに挑戦するダウ平均、 異常に多い中立論者

毎週木曜、AAIIから個人投資家たちのセンチメントが発表され、下が今回の結果です。
質問: 6か月後の米国株式市場は高くなっていると思いますか?
回答:
・ 高くなっていると思う(強気): 29.5%(前回 32.4%)
・ 安くなっていると思う(弱気): 21.2%(前回26.0%)
・ 現在とほとんど変わらないと思う(中立): 49.3%(前回41.6%)
AAIIのチャールズ・ロットブラット氏は、こう述べています。

強気と弱気意見の両方が減り、中立意見が5月以来最高のレベルに達した。強気論は前回より2.9ポイント下がり、これで過去39週中、歴史的平均値である39.0%を下回るのは37回目だ。弱気センチメントも歴史的平均値を下回り、これで過去12週中10回が歴史的平均値を下回ったことになる。
中立意見が40%を超えるのは、これで過去5週中4回目だ。39.7%以上は極めて高い数字であり、このような高い数値が記録されると、向こう6カ月から12カ月のマーケットは平均以上の伸びとなる傾向がある。
AAIIメンバーに対する今回の質問はこれです。
第3四半期の企業決算は、あなたの株に対する見解を変化させましたか?
回答:
・ 企業利益を見たが、株に対する見解、見通しに変化は無い。 29%
・ 決算発表を見て、株式市場の先行きが心配になった。22%
・ 思っていたほど決算は悪くなかったから、将来を楽観している。 13%
(*アナリストは、S&P500指数に属する大型企業の第3四半期の利益は、前年度同時期より5%ほど下がることを予想していましたが、実際は1.41%の下げでした。)

センチメント調査は木曜から水曜にかけて行われますから、今回の結果には、今朝発表された予想を超える米雇用統計が入っていません。あと15分ほどでマーケットが終了しますが、ダウ平均は+362ポイント、2%の大幅上昇です。今日の強いマーケットを見て、個人投資家たちの心理は変化するでしょうか?何と言っても、ほぼ半数に匹敵する49.3%もの人たちが中立ですから、彼らが強気に転換して積極的に買ってくる可能性もあります。

下はダウ平均の週足チャートです。


ダウは、やや右下がりのレジスタンスラインに挑戦中です。もし突破なら、売り手が空売りを買い戻してきますから、マーケットは一気に新高値へ達してしまう可能性があります。来週のマーケットに注目です。

(参照した記事: AAII Sentiment Survey: Neutral Sentiment Jumps To Highest Level Since May

S&P 500 Earnings Decline Not As Bad As Predicted

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