2015年12月31日木曜日

高値圏に出来上がった寄引同時線

今年のマーケットは、あと1時間15分ほどで終了です。S&P500指数の年足チャートを見てみましょう。


始値と終値がほぼ同じです。言い換えると、寄引同時線が形成されています。

寄引同時線とは、始値と終値がほぼ同額で、上下にヒゲが出た状態であるため、十の字のような形状になっているのが特徴。相場の転換点に現れるため、底値圏で出現すれば反発、天井圏で出現すれば反落の可能性がある。(マネー辞典)
注目は青字の部分です。現在の位置は明らかに高値圏ですから、この寄引同時線は下げ相場が近いことを示唆している可能性があります。

値戻しレベルを意識する人たちにとって、S&P500指数は興味深いレベルで頭打ちとなっています。フィボナッチ・リトレースメントを使ってトレードしている人たちは、38.2%の値戻しレベル、50%の値戻しレベル(半値戻し)、そして61.8%の値戻しレベルに注意を払う傾向があります。言い換えると、これら3つのレベルばかりが強調され、他のレベルは無視される傾向があります。

下は2007年の高値(1)から2009年の安値(2)を使ってフィボナッチ・リトレースメントを入れたものです。


A: 38.2%

B: 50%

C: 61.8%

D: 100%

E: 127.2%

F: 161.8%

ということで現在、S&P500指数は161.8%(F)の値戻しレベルの突破に難航しています。週足チャートで見るとこうなります。


矢印で示しましたが、点線が161.8%の値戻しレベルです。春から夏にかけて大接近、秋にもそこに迫りましたが、今のところ買い手には、そこを突破するだけのエネルギーがありません。

下は日足チャートです。


ストキャスティクスがクロスして売りシグナルが出ています(A)。チャネルの下辺(B)が試される可能性がありそうです。

(情報源: マネー辞典

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