米国株式市場: 顕著になった守りの姿勢

クリスマスで金曜のマーケットは休み、そしてその前日は半日だけという短縮された今週のマーケットでしたが、トム・バウリー氏(Invested Central)は投資家たちの姿勢の変化を指摘しています。


先ず、米国株式市場のバロメーターであるS&P500指数の今週の成績は+2.76%でした。バウリー氏が指摘しているのは、二つのセクターETFです。

① SPDRs Select Sector Consumer Discretionary (XLY): +1.49%
⓶ SPDRs Select Sector Consumer Staples (XLP): +3.10% 
1は一般消費財のETF、そして2は生活必需品のETFです。見てのとおり、後者の成績が前者を大きく上回り、投資家たちは明らかに守りに力を入れた一週間でした。
特に11月の中頃から顕著なことは、攻撃的な投資姿勢を示す一般消費財から防御的な姿勢を示す生活必需品に資金が移動している。(トム・バウリー)
下のチャートは、バウリー氏のブログに掲載されていたものです。


下半分はS&P500指数です。大きな変化はありませんが、11月の中頃から、やや上昇しています。注目は、一般消費財のETFと生活必需品のETFを比較した上半分のチャートです。明確に下降する矢印が示していることは、一般消費財のETFの成績が生活必需品のETFの成績を下回るということであり、バウリー氏が言うように投資家たちは守りに力を入れ始めています。

生活必需品銘柄は、どのような状況で資金を集める傾向があるでしょうか?

チャート:stockcharts.com

 上のチャートには、資金をどう移動させるべきかの一般的な例が示されています。四角で囲いましたが、生活必需品(1)が有利なのは経済が完全に回復した時点(2)、そしてマーケットの天井(3)です。バウリー氏が指摘しているように、11月の中頃から生活必需品が資金を集めているというのは、たしかに気になります。

(参照した記事:Energy Leads Pre-Holiday Rally; Consumer Stocks Lag)

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