金属・鉱山株は底の形成中??

銅会社の大手フリーポート・マクモランの日足チャートです。


23ドル35セントで今年の取引をスタートし、現在の株価はたったの6ドル50セント、70%を超える大幅下落です。こんな惨澹たる状態なのですが、センチメントレーダーのジェーソン・ゲファート氏は、金属・鉱山株は底を形成している可能性があると語っています。

金属・鉱山業界を代表する2社、フリーポート・マクモランとアングロ・アメリカンが先日、業績立て直しの一環として配当金の支払い停止と社員削減を発表した。両社とも、かなり経営が苦しい状態だが、歴史を振り返ると興味深いことが分かる。
下のチャートは、ゲファート氏の記事に掲載されていたものです。


過去20年間のS&P金属&鉱山株指数の動きが示されています。矢印が入っていますが、これらの矢印はフリーポート・マクモラン、またはアングロ・アメリカンによる配当金支払い停止発表を示しています。
・ 1998年12月:  フリーポート・マクモラン配当金支払い停止発表
・ 2008年12月: フリーポート・マクモラン配当金支払い停止発表
・ 2009年2月: アングロ・アメリカン配当金支払い停止発表
見てのとおり、大手2社による配当金支払い停止発表とS&P金属&鉱山株指数の底が、ほぼ一致しています。

先日、両社揃って配当金支払い停止を発表した訳ですが、今回もこの辺が底となって上昇の開始となるでしょうか?ゲファート氏は、こう述べています。
多くの投資家にとって配当金は重要であり、特に今日のような低金利の環境では、配当金はますます重要だ。投資家たちに崇拝されている配当金が停止され、投資心理は最悪な状態に陥った。言い換えると、このように皆の投資心理が冷え込んでしまった時こそ買いチャンスだ。
過去3回のフリーポート・マクモラン、またはアングロ・アメリカンによる配当金支払い停止発表の6カ月後、S&P金属&鉱山株指数は平均で45.9%の上昇、そして一年後は平均で69.9%の上昇となっています。

(参照した記事:Sign of a bottom — finally — in mining stocks

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