感謝祭の帰省ラッシュが迫る米国: ガソリンのETFはサポートレベルのテスト中

米国株式市場は、感謝祭(26日)の休暇が既に始まってしまったような閑散たる状態です。ダウ平均に連動するETFには、通常800万株を超える出来高がありますが、今日の出来高はたったの232万株です。

データ: ヤフー・ファイナンス

Aが今日の出来高、Bは最近3カ月間の毎日の平均出来高。

日本ではお盆が帰省ラッシュとなるように、アメリカでは感謝祭の前日が帰省ラッシュのピークとなり、空港や高速道路は大混雑となります。CNNの報道によれば、今年の感謝祭では、記録的な数の人々が里帰りを予定しているということですから、道路はかなりの渋滞になりそうです。

渋滞でノロノロ運転になってしまうのは面白くありませんが、消費者にとって一つ嬉しいのは、安くなったガソリン価格です。

チャート: GasBuddy.com
最近18カ月間のレギュラー・ガソリン価格の推移です。1年前の感謝祭では、1ガロン(約3.79リットル)あたりの価格は2ドル82セントでしたから、円に換算すると1リットルあたりの値段は約91円でした。そして今日、1ガロンあたりの値段は去年より28%安い2ドル2セントですからガソリン代が安上がりです。

ガソリンのETFを見てみましょう。先ず月足チャートです。


Aで分かるように、ETF価格はサポートレベルを現在テスト中です。そして、10.03というストキャスティクス(B)は売られ過ぎを示しています。

下は週足です。


1、2と入れた数字で分かるように、二番底が形成されている可能性があります。どんなタイミングで買ったらよいでしょうか?下は日足チャートです。


Aを見てください。現在形成されているのはベアフラッグですから、目先的には買いではなく売り姿勢です。更に、ETF価格の上昇が続いたとしても、34ドル付近にはレジスタンスライン(B)が走っていますから、そこにも売り手が待っていることでしょう。言い換えると、積極的な買い手が現れるためには、34ドルのレジスタンスラインを決定的に突破する必要があります。

(参照した記事: Americans jam the roads and the skies in record numbers

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