米国株式市場は38.2%のフィボナッチ・リトレースメントで一転

週末のパリ同時多発テロ事件を受け、注目されていた月曜の株式市場は、買い手が優勢で終了となりました。下は、米国株式市場のバロメーターとして有名なS&P500指数の日足チャートです。


円で囲いましたが、今日のローソク足は金曜のローソク足を包み込む、とても強気な陽線です。下のチャートを見てください。今日の長い陽線が形成された位置は、フィボナッチ・リトレースメントを使っているトレーダーにとって興味深い場所でした。


一般的なフィボナッチ・リトレースメント(値戻しレベル)には38.2%、50%(半値戻し)、そして61.8%の三つがあります。今日の場合は38.2%です。もう少し細かく言うと、S&P500指数は、9月29日の安値から11月3日の高値で計算した38.2%の値戻しレベルがサポートになり、強い反発ラリー展開の一日となりました。更に、ストキャスティクスも売られ過ぎレベル(C)まで下げていましたから、今日の強力なラリーを見て、買い出動した人が多かったことでしょう。

レジスタンスライン、サポートラインを使っている人も、今日のラリーを買いシグナルと解釈したことでしょう。


先ず、矢印の方向で分かるように、50日移動平均線は上昇していますから、S&P500指数は基本的に買い基調にあります。1、2の数字を入れましたが、レジスタンスラインがサポートラインに変わった様子を見ることができます。レジスタンスラインを突破した後、2の部分で分かるように、レジスタンスはサポートに変わっています。ということで、今日の強い陽線が示していることは、S&P500指数はサポートラインのテストに成功です。

ライアン・デトリック氏(テクニカル・アナリスト)が、面白いデータをツイートしています。


過去20年間の11月を振り返ってみると、S&P500指数は11月12日頃に底を打つ傾向があるようです。デトリック氏が言うように、マーケットは先週の13日の金曜に底打ちとなった可能性がありそうです。

(参照した記事: デトリック氏のツイート

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