ツイッターはS&P500指数より優秀???

興味深い記事だったので、Market Prophitに早速アクセスしてみました。Marketは株式市場や商品市場のことですが、Prophitは造語です。おそらく、profit(利益)とprophet(予言者)の二つの意味を表す言葉だと思います。最高経営責任者のイゴール・ゴンタ氏は、Market Prophitをこう説明しています。
当社はファイナンシャル・データ会社です。株、為替、そして商品に関するツイートを分析し、投資家たちのセンチメントをマイナス1(最も弱気)からプラス1(最も強気)にランク付けをします。

Market Prophitは、ごく限られた部分を無料で見ることができます。下は、金融株のヒートマップです。

Market Prophit
ゴンタ氏が言うように、センチメントはマイナス1からプラス1にランク付けされ、上の場合はCIM、CBG、RLI、MSに強気ツイートが多く、その反対にREやREGには弱気ツイートが多い状態です。

無料で公表されている部分だけを見て、このサイトが役に立つかどうかを判断することはできませんが、こんな報道があります。
ソーシャルメディア関連株を追っているETFは既に存在するが、ソーシャルメディアそのものを追跡するETFが誕生しそうだ。現在、Market Prophit社は同社が考案したMarket Prophitソーシャルメディア・センチメント指数に基づいたETFを発足することを数社のETF会社と話し合っている。この指数は最もツイートされている25の銘柄で構成されている。ツイートはアルゴリズムを使って毎日分析され、それぞれの銘柄のセンチメントは楽観的なのか、それとも悲観的なのかが判断される。(ブルームバーグ)
計25の銘柄のセンチメントに基づいて、その株を買うべきか空売りするべきかが決定されます。ブルームバーグによると、Market Prophitソーシャルメディア・センチメント指数が現在買っている銘柄にはアップル、アマゾン、テスラ・モーターズ、GoProなどがあります。
Market Prophitソーシャルメディア・センチメント指数の今年ここまでの成績は+7%、S&P500指数はマイナス1.5%だから悪い成績ではない。(ブルームバーグ)
更にブルームバーグによると、この指数がS&P500を上回る好成績の原因となったのは空売りです。8月末にマーケットは急落となりましたが、8月24日以前にMarket Prophitソーシャルメディア・センチメント指数は、指数を構成している36%の銘柄を空売っています。

「トップ・ヘッジファンドが買っている株を買うETF、最高経営責任者などの内部関係者が積極的に自社株を買っている企業の株を買うETFなどが既に存在することを考えれば、Market ProphitのようなETFが現実となるのは当然の成り行きだろう」、とブルームバーグは記しています。

もちろん、Market Prophitのアルゴリズムは公表されていません。分かっていることは、ツイートを分析して売買を決定することです。ツイッターは雑音ばかりで役に立たない、という意見もあることは確かですが、ツイートを基盤にした指数がS&P500指数の成績を上回っているという事実には驚きです。

(参照した記事:Market Prophit

Twitter Chatter Packed In New Index

Hey Finance Twitter, You Are About to Become an ETF

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