逆張り的な見方をしているアナリストの意見

逆張り投資家はコントラリアンと呼ばれ、投信資料館は、こう説明しています。
コントラリアンは、誰もが起こると期待していることは、恐らく実際には起こらない、という考え方を基本としています。したがって、誰もが成長を期待して買っている銘柄には見向きもせず、銘柄の価値が市場によって十分に評価されていない銘柄を見出して投資します。

リンゼー・グループの主任マーケット・アナリスト、ピーター・ブックバー氏もコントラリアンの一人ですが、ファイナンシャル・センスとのインタビューでこんなことを語っています。

現在の米国株式市場について:
ベアマーケットに入った可能性が高いと思う。これが意味することは、マーケットの上昇は売りに利用されるべきだ。下げ市場で大切なことは守りを固めることであり、現金ポジションを増やすことが望ましい。
なぜベアマーケットに入ったと思うのか?:
最近の調整が訪れるまで進行していたブルマーケットは、米国株式史上第3番目に長いものだ。連銀の超低金利、ゼロ金利政策がマーケットを刺激することに大いに役立った訳だが、この効き目も以前のような力が無くなった。そればかりか、投資家たちは、連銀の無能ぶりを指摘し始めている。更に、企業の利益率は頭打ち、それに収益成長の減速も始まっている。最近1週間のマーケットでは、回復ラリーが確かに展開されているが、ニューヨークに上場されている株の約75%が200日移動平均線より下で推移している。これは明らかに健康なマーケットではない。
株式市場は、どれほどの下げになるのか?:
下げ幅を予想するのは難しい。2000年、2008年のときのような50%減というほどの下げになるかは分からないが、30%から35%下げてもおかしくないと思う。
商品市場について:
商品市場のベアマーケットは、もう4年間も続いている。しかし、底打ちの兆しが見え始めている。原油掘削で使用されるリグ稼働数は60%の減少、相変わらず毎週発表される鉱山の閉鎖などの悪いニュースがあるのは確かだが、連銀は金利を引き上げないという見方が広がり、ドルがいよいよ弱くなり始めている。ドル安は商品の買い材料の一つであり、商品関連株、資源国通貨、それに商品に頼る新興国市場が大きな恩恵を受けることだろう。現在の商品市場、特に金、銀などの貴金属が魅力的だ。
ということで、ブックバー氏の意見を極めて簡単に言うと、こうなります。
米株は売れ。商品を買え。

(情報源: コントラリアンとは?

Peter Boockvar's Contrarian Play: Sell US Stocks, Buy Commodities and Emerging Markets

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