アルミニウムの大手アルコアと季節性

昨日のブログで素材が最近好調であることを書きましたが、素材銘柄で有名なアルコアに関する、こんなチャートをたまたま見つけました。(アルコア社はアルミニウム、アルミニウム製品およびアルミナの世界的なメーカーです。)

チャート: Equity Clock
このチャートに示されているのは、過去20年間のアルコア株の季節性です。注目は円で囲った部分です。株価は10月に底を打って、年末は好調に上昇する傾向があります。もちろん、過去がそうだったから今年もそうなると断定することはできませんが、現に素材銘柄が動き出していることを考えると、この季節性は興味深いです。

下はアルコアの日足チャートです。


冴えない形です。中期トレンドを示す50日移動平均線(青)は最近下げ止まって水平になりましたが、長期トレンドを示す200日移動平均線(赤)は、相変わらず下げが続いています。

力強い陽線(1)が10月5日に形成されました。買い材料は、エアバスとの10億ドルに及ぶ契約です。しかし、10月8日には予想以下の決算が発表され、株価は下げの再開となり50日移動平均線の下へ戻ってしまいました。今のところ9ドル付近がサポート(2)になっていますが、もしここを割ると8ドル(3)まで下げてしまう可能性があります。

週足チャートにも弱さが顕著に表れています。


下降する20週移動平均線で分かるように、トレンドは明確な下げ基調です。Aのローソク足を見てください。ベアフラッグを下放れ、8ドルがテストされるのは時間の問題、といった様相です。(金曜の終値は9ドル14セント)

ということで現時点では、とても買える状態ではありませんが、もし本当に8ドルまで下げるなら買い出動する人が多いと思われます。下のチャートを見てください。


これも週足チャートです。過去4年間を見た場合ですが、7ドル70セント付近から8ドルがサポートゾーンになっています。更に、現在既に空売っている人たちはこのサポートゾーンで買い戻す可能性が高いですから、8ドルは注目の株価です。

資料: ナスダック・ドット・コム
アナリストたちの推奨状況です。

・ 強い買い推奨: 5人

・ ホールド(中立): 5人

・ 売り推奨: 1人

アナリストの最も高い向こう12カ月間の目標株価は15ドル、最も低いのは9ドル、平均値は13ドル50セントです。

コメント