ツイッター、キヤノン、みずほファイナンシャルに共通していること

マイクロソフトの前最高経営責任者スティーブ・バルマー氏がツイッター株の4%を買い集めていたというニュースが流れ、ツイッター株は1ドル44セント高(4.85%)で金曜の取引を終了しました。

バルマー氏(写真:ウィキペディアから)
個人投資家でツイッター株を最も保有するのはツイッター共同創立者のエバン・ウィリアムズ氏(7.5%)、アルワリード王子(5.2%)、そしてその次がバルマー氏です。

・ もちろん、バルマー氏がツイッターを支持しているからといって、ツイッターが企業として成功するという保証はない。周知のように、バルマー氏にはiPhoneを馬鹿にした前例があり、氏がマイクロソフトの指揮をとった14年間マイクロソフト株は低迷した。(ロイター)
・ バルマー氏は十分な資金をツイッターに投入した。氏がツイッターを注意深く分析したことは当然であり、たとえツイッターが大きく改善されなくても小さな成功があれば、株価は52週高値に復帰できると氏は見ている筈だ。(金曜の終値: 31ドル15セント。52週高値: 53ドル49セント) --  24/7 WALLST
ツイッターの日足チャートを見てみましょう。


今年の様子です。入れた指標は、ドン・ウォーデン氏によって考案されたバランス・オブ・パワーです。A、B、Cのように緑の部分は強い買い圧力を示し、1、2のように赤い部分は強い売り圧力を示します。「緑はシステマチックに株が買い集められている」、「赤はシステマチックに株が売られている」、とウォーデン社のサイトは説明しています。

見てのとおり、緑が出たら買いだ、と単純に解釈することはできません。例えばAの部分、今年の2月には株が積極的に買い集められていましたが、結果的には思惑が外れています。

5月(1)は株がシステマチックに売られていました。興味深いのは、売り圧力が強かったにもかかわらず、株価は横ばいして全く崩れなかったことです。ウォーデン社の説明によれば、これはファンドなどの機関投資家が、ゆっくりと静かに株を売ったことが示されています。

AとBは1とは反対になります。強い買い圧力にもかかわらず株価は横ばいですから、静かに株が買い集められたことが示されています。これは単なる憶測ですが、Aで買った機関投資家は思惑が外れ、1でゆっくりと株を処分した可能性があります。

今月も(C)買い圧力を示す緑の線が現れています。これは木曜にツイートしたことですが、ツイッターはドラゴンの買いパターンを形成している可能性があります。



頭を上放れたところで買って、尻尾が目標株価です。こんなイメージです。



バルマー氏のニュースが出たお陰で、ツイッター株は金曜、買いシグナルとなる頭をブレイクアウトです(1)。



2が目標株価、約37ドルです。

米国に上場されている日本株にバランス・オブ・パワーを入れてみました。出来高の少ない銘柄は除き、毎日平均で20万株以上の出来高があるものに限定した場合、緑の線が最近目立つのは下の3銘柄です。(日足チャート)

・ キヤノン



・ ソフトバンク



・ みずほファイナンシャル・グループ(最近だけでなく、今年全体に渡って緑が現れています。)


繰り返しになりますが、緑=買いシグナル ではありません。支持線、抵抗線、トレンドラインなども考慮して買いのタイミングを計ることが大切です。

(参照した記事:Can Ballmer Investment in Twitter Help Lift the Stock 100%?

Steve Ballmer takes 4 percent stake in Twitter, owns more than CEO

Balance of Power

木曜のツイート

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