今年は銀行預金が勝つ?

米国の銀行で預金した場合に得られる利子です。

資料:FDIC
一番上が普通預金(Savings)、利子は0.06%、そしてマネーマーケット(三番目)は0.08%です。

低金利時代を反映して、定期預金をやっても、たいした利子を得ることはできません。1カ月定期(1 month CD)は0.06%、そして60カ月定期(一番下)をやったとしても利息は1%に満たない0.79%です。もちろん、どんなに低金利でも預金をする人がゼロになることはありません。重要な資金、減らすことが許されない資金は、なんと言っても銀行の預金口座が一番安全です。

下の表は、The Capital Spectatorに掲載されていたものです。

データ:The Capital Spectator
各アセットの成績が示されいます。注目したいのは青で囲った部分、今年ここまでの成績です(YTD)。見てのとおり、米株、金、原油、新興国市場の株、とほとんどのものが下げています。A、B、Cと記しましたが、こんな中で上昇しているものが3つあります。
A: 米国債と格付けの高い社債(+1.1%)
B: 現金(米3カ月国債 0.0%)
C: 米ドル指数(+6.7%)
現金は0.0%といった状態ですが、ほぼ全てのアセットの成績を上回っています。言い換えると、このままの状況で今年を終えると、定期預金の成績が、ほぼ全てのアセットの成績を上回ることになります。

ベン・カールソン氏(ポートフォリオ・マネージャー)の今日のブログに、こんな表が掲載されています。

データ:awealthofcommonsense.com
StocksはS&P500指数(大型株指数)、Bondsは米10年国債、Cashは3カ月国債です。 1928年以来、現金ポジションの成績が株と国債を上回ったことは12回あります。カールソン氏は、こう書いています。
計12回ということは、こんなことが起きるのは約10年に一度の頻度だ。もしマーケットに周期性があるのなら、そろそろ同様なことが起きそうだ。
ということで、1%にも満たない預金口座の利子が今年の優等生になりそうな状況です。


(参照した記事:Major Asset Classes | September 2015 | Performance Review

How Often Does Cash Reign as King?

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