金鉱株は三度目の正直??

木曜のマーケットで目立ったのは、7.24%の大幅上昇となった金鉱株のETFです。話はそれますが、「金鉱株」、と書いたら、この人を思い出しました。


以前は、テレビ、映画と忙しかった人ですが、最近は全く見ることがありません。

下が、金鉱株のETF、Market Vectors Gold Miners (GDX)の日足チャートです。


先ず、全体的なトレンドは下げ基調です。長期トレンドを示す200日移動平均線(赤)と中期トレンドを示す50日移動平均線(青)は、相変わらず下降しています。最近の20日移動平均線(緑)には明確な傾きがなくなり、短期トレンドは横ばい状態です。

Aが今日のローソク足になり、50日移動平均線を、やや上回っての終了です。出来高(B)は極めて多い、とは言えませんが、通常量を70%ほど上回っています。

次に、上のチャートの最近の部分だけを見てみましょう。


この1か月間で、ETF価格が50日移動平均線を上回るのは、これで3回目になります。こんな意見が出ています。
買い手が無気力なら、このようなことが短期間に三度も起きることはない。これは、買い手が積極的になっている証拠だ。
ジェフ・クラーク氏(スタンズベリー・ショート・レポート)は、今年1月に起きた金鉱株ラリーが、そろそろ再現される可能性がある、と書いています。下が、氏のレポートに掲載されているチャートです。

チャート: スタンズベリー・リサーチ
A: 50日移動平均線が壁になり、ETFは下落。
B: 以前の安値テストに成功し、ETFは再上昇。
C: 1月、9日平滑移動平均線が50日単純移動平均線を上抜き(ゴールデンクロス)、ETFは約20%の上昇ラリーを展開。
Dからが最近の様子です。
D: 下降する50日移動平均線がレジスタンスになり、ETF価格は下落。
E: 以前の安値テストに成功し、ETFは上昇の開始。
H: 50日移動平均線が再度レジスタンスになり、ETFは下落。
MACDの様子を見てください(F、G)。動きが、とてもよく似ています。今回も、1月に起きた20%の上昇ラリーが展開されそうな雰囲気ですが、クラーク氏は買いシグナルとなるゴールデンクロスを待っています。


Aが1月に起きたゴールデンクロスです。(赤: 9日平滑移動平均線  青: 50日単純移動平均線) 円で囲いましたが、ETF価格は50日移動平均線を確かに越えましたが、ゴールデンクロスはまだ起きていません。

季節的には、金鉱株の下げに注意です。

チャート: EquityClock.com
主な金鉱、銀鉱株で形成されている金銀株指数の季節性チャートです。 過去20年間の季節性が示されていますが、Aで分かるように9月末から10月初週が天井になり、10月の終わり頃(B)まで下げる傾向があります。EquityClock.comによれば、金銀株指数が10月に上昇する確率は半分以下の45%、そして10月は平均でマイナス4.9%という年間で最悪な月です。さて、期待のゴールデンクロスは現れるでしょうか?

(情報源: This chart shows why it could be the start of the gold stock rally

季節性のチャート Equity Clock

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