トレードで自信を失った時に考えたいこと

絶対に成功してやるという強い意志があっても、負けが続くと、自分のトレーダーとしての腕を疑ってしまうものです。もちろん、運動をしたり、テレビを見ることなどで気分を転換することができますが、重症になると、自信をなかなか取り戻すことができません。

もうダメだ、といった絶望感を味わうのは苦しいことですが、私たちには苦しみから立ち上がる力も備えられています。トレーダー・コーチとして有名なブレット・スティーンバーガー氏は、こんなことを語っています。


悩んでいるトレーダーには、先ず、この質問をすることにしている。「失敗したのは、あなたの考え方が間違っていたためだろうか、それともトレード技術の問題だろうか?」
考え方が間違っているというのは、あなたのマーケット分析が間違っていたという意味だ。言い換えると、マーケットはあなたが思っているより強かった、または思っていたより弱かったということなのだから、そのことに気が付いた時点で、あなたは自分の姿勢を正しい方向に変えることができる。
マーケット分析が正しくても、トレード技術がまずいために損を出してしまうことがある。こんなとき役にたつのがトレード日誌だ。買値、売値、株数、損益などの記録だけでなく、どんなトレード方法を使ったかも記録してほしい。移動平均線はどんな様子だったのか、オシレーターはどんな状態だったのか、といったことも書き入れて、なぜ買ったのか、売ったのかという理由も書き込んでほしい。このような日誌をつけることで、自分はどんなパターンを得意としているかが明確になる。自分の得意なパターンが分かれば、それに更に磨きをかけることが可能になり、それが結果的に自信を持ったトレードに結び付く。
多くの場合、連敗が自信喪失の原因となりますが、負けには2種類あることも頭に入れておくことが大切です。ガティス・ローズ氏(StockCharts.com)は、こう述べています。
先ず、損が出るのは単なる確率の問題だ。100戦100勝はありえない。10回トレードすれば4回は損をするのが当たり前だから、間違った場合は速やかに損切ること。どんなに優れたトレード方法でも損を出すことがある、という事実を正しく理解して、非現実的な勝率を目標にして自信を失うようなことがあってはいけない。
問題は、自分のルールに従わないで損を出している場合だ。もし自分のトレード方法に従わないで連敗、そして自信を失う結果となっているのら直ぐにトレードをやめてペーパー・トレードに戻ってほしい。悪い癖を身につけてしまったのだから、自分のやり方を再確立してほしい。
更にローズ氏は、いくら勝った、いくら負けたという数字ばかりを気にすることも自信喪失につながる、と述べています。
重要なことは、トレード・プロセスに注意を払うことだ。ゲーム・プランに従ったトレードを続けることが、最終的に好結果という形で現れる。
もう一つ指摘したいのは、トレード方法と自分の性格が合っているかを考えてみる必要があります。どんなに素晴らしい方法でも、自分の性格に合っていないと勝つのが難しくなります。あなたは、勢いのある株に抵抗無く飛び乗ることができるでしょうか?それとも、強い株が一時的に下げている時の方が買いやすいでしょうか?得意なトレード・パターンというのは、ほとんどの場合、自分の性格に一致しています。

野球のようなチームスポーツなら、スランプに陥った場合、コーチに相談することができます。しかしトレードは一人でするものですから、スランプに陥った場合は一人で悩み続けることになります。あなたには、トレードの話を聞いてくれる人がいるでしょうか?単に話すだけでも心は軽くなりますから、話し相手がいる人はラッキーです。

(参照した記事:How I Deal With Trading Losses

When Traders Lose Confidence - Part One: Gaining Perspective

3 Steps to Regain Confidence During a Forex Trading Slump

コメント

匿名 さんのコメント…
勉強になります。
ありがとう。
OSAKA
T Kamada さんの投稿…
匿名さん

コメントありがとうございます。