金利引き上げは無い、量的緩和第4弾がやって来る?


・ ダグラス・カス氏(ファンド・マネージャー)のツイート: ブリッジウォーターのレイ・ダリオ氏は、「FOMCの次の動きは金利引き上げではなく量的緩和だ」、と言う。(ブリッジウォーターは、1600億ドルの資金を運用する世界最大級のヘッジファンド)

・ ダウ平均は先週1000ポイントを超える下げ、そして昨日は約1100ポイントに及ぶ下げで寄り付いた。この大幅下落は中国が原因だ、と多くの人たちが言うが、ここで思い出してほしいことは米国の上昇相場を作り上げたのは連銀であり、この相場を生かし続けることができるのも連銀だ。

何度も言ってきたことだが、度重なる刺激策で、ひ弱な回復をした米国経済は金利引き上げに耐えることができない、ということを承知しているのは連銀自身だ。しかし、人々の米国経済に対する信頼感を高めるために、連銀は米国経済は金利引き上げに耐えることができる、と言い続けている。ウォール街も連銀の茶番劇に参加し、アナリストたちは米国経済は着実に回復しており、金利を引き上げて金利を正常化することが正解だ、という意見を述べている。

問題は、ウォール街が言うような経済回復は米国にはまだ訪れていない。さらに、金利を早く引き上げろと要求していたマーケット関係者たちは、ここにきてパニックしてしまった。なぜなら、金利引き上げは、弱さが既に見え始めた経済環境の中で行われることになるからだ。

質問はこれだ。あとどれくらい株式市場が下げたら連銀は金利引き上げを中止して、マーケットの救済に乗り出してくるだろうか?連銀以外に、急落する米国株式市場を救えるものは存在しない。 -- ピーター・シフ(ユーロ・パシフィック・キャピタル)

・ 株式市場の急落で、金利引き上げの時期は遅れそうだ、と見方を変えるアナリストが出始めているが、JPモルガンのジェームズ・グラスマン氏は、9月金利引き上げという見方を変えていない。「金利引き上げは株式市場に大きな悪影響となる、と言う人たちがいるが、私はそう思わない。それどころか事実は反対だ。この荒れるマーケット状況で金利を引き上げることで、イエレン議長の米国経済に対する強い信頼感を証明することができる。」 -- (マーケットウォッチ

・ 減速が顕著になった中国経済、先行きが心配な米国企業利益、下げが止まらない商品価格、と株式市場の急落原因は一つだけではない。マーケットの大幅下落が語っていることは、株式市場は中央銀行に完全に頼り切っているだけでなく、経済回復も低金利政策に頼り切っているということだ。-- (The Fiscal Times

・ 米国株式市場の調整は、たったの三日間で終わることはありえない。 -- ジェフリー・ガンドラック(ダブルライン・キャピタル)

コメント