不安な投資家たち: 本格的な下げはこれから始まる??

先週の株式市場の大幅下落は、マーケット関係者だけでなく、普段は株に興味が無い人たちの間でも話題になった。アナリスト、投資家、トレーダーたちに共通している疑問はこれだ: 下げは終わったのだろうか?それとも、本格的な下げはこれから始まるのだろうか? -- ジェフ・ミラー(Dash of Insight)


ブルマーケットは終わったのだろうか?私には、この質問に簡単に答えることはできない。米国株式市場は、もう長いこと10%の調整が無かったから、先週の大幅下落は来るべきものがやっと訪れたという感じだ。米国の経済データは強いものと弱いものが混在している。しかし今のところ、景気後退が差し迫っている、という兆しは見えない。一つ確実に言えることは、持ち株の損切り設定を再確認すること。そして、もっと悪いデータが発表されるまで、マーケットを好意的に判断することだ。-- バリー・リットホルツ(Ritholtz Wealth Management)

世界の株式市場は大幅下落となった。今、私たちがするべきでない5項目を挙げよう。①必要以上にニュースを追わないこと。頻繁にニュースを聞いていたら、マーケットの動きが実際より大きく見えてしまう。②パニックしないこと。③状況を軽く考えすぎないこと。もし更なる大きな下げが来ると仮定した場合、あなたには、それに対する備えがあるだろうか?④「調整」という言葉には、はっきりした定義が無いことを覚えておくこと。一般的に、10%の下げが「調整」と呼ばれている。しかし5%、15%の下げにも「調整」という言葉が使われている。10%の下げに大きな意味は無い。重要なのは、これからのマーケットの見通しだ。⑤あなたも含めて、専門家たちにも、マーケットの予想を正確にすることはできない、ということを頭の中に入れておくこと。-- ジェーソン・ズワイグ(The Wall Street Journal)

ジェフリー・サウト氏(レイモンド・ジェームズ)は、こう語っている。「正直言って、これほど大きな恐怖感を見るのは、2009年の春以来(金融危機後、マーケットが底打ちとなった年)初めてだ。ここから更なる大きな下落は無いと思う。先週起きたことは、強気投資家たちの降伏による持ち株の投げであり、これから底の形成が始まることだろう。」 -- (マーケットウォッチ

誰もが、9月の金利引き上げは、ほぼ確実に行われると思っていた。しかし、この数日間で様子はすっかり変わってしまった。先ず水曜、注目のFOMC議事録が公表されたが、9月の利上げが確実であることを確認できる言葉は入っていなかった。そして、二日間にわたる米国株式市場の下落は、2011年9月以来最大の下げ幅だ。木曜、米国株式市場は6か月ぶりの安値に転落し、翌日の金曜、ダウ平均は500ポイントを超える下げとなり、ダウは最近の高値から10%の調整となった。ED&F Man Capitalのトム・ディ・ガロマ氏は、こう述べている。「中国と米国の株式市場の厳しい下げは状況を大きく変化させ、9月に金利が引き上げられない可能性が高くなった。存在しないインフレ、それにアジア経済の減速を考えれば、9月の利上げは間違っている。」 -- (ビジネス・インサイダー

現在のマーケットには3つの大きな心配事がある。①中国経済は、政府が言う以上に悪化している。②本当に実施されるかが全く分からない9月の金利引き上げ。③6年ぶりの安値に転落した原油が与える経済への影響(原油安を作った不安な世界経済)。-- (CNNマネー

コメント

匿名 さんのコメント…
こんにちは
大変な世の中になりましたがw
教えてほしいことがあります。
ストキャスの
%S,%SDが0にあたって
横移動しだしたら
先行き、どう判断されてますか?(苦笑)
お願いします。
T Kamada さんの投稿…
匿名さん

こんにちは。

ストキャスティクスが20以下の売られすぎレベルで横ばいする、という意味でしょうか?もしそんな場合なら、マーケットは強いダウントレンドです。弱いマーケットでは、ストキャスティクスは20以下に貼りついたままの状態が長く続きます。トレンドがハッキリしている場合は、移動平均線を参考にしてください。たとえば、もし既に空売っていた場合は、株価が短期移動平均線(たとえば5日移動平均線)を上回ったところで手仕舞いです。原則的に、ストキャスティクスの成功率が高いのは横ばいマーケットになります。
匿名 さんのコメント…
ありがとうございます
参考になりました。