米国の9月の金利引き上げの可能性は45%

イエレン議長は9月に金利を引き上げるのでしょうか?先ほど、7月のFOMC議事録が発表され、早速こんなツイートが出ています。


「さらなる証拠が必要」、ということですから、現時点では「9月の金利引き上げは確実である」、と断言することはできません。

下はCMEグループのFedウォッチです。


数字は、フェデラルファンド先物(FF金利)を参考にして計算されたものです。これによると、四角で囲いましたが、9月17日の連邦公開市場委員会で金利が引き上げとなる確率は45%です。
数週間前、金利引き上げの確率は60%だったが、現在の数値は45%に下がっている。12の大手銀行のアナリストは9月の利上げを予想しているが、私は9月の引き上げは無いと思う。-- ライアン・デトリック(テクニカル・アナリスト)
ゼロヘッジには冗談混じりで、9月に金利が引き上げられない理由がいくつか記されています。
・ 中国経済のハードランディング: 先週、人民元が切り下げられ、世界経済の健康度に不安感が増した。
・ フットボール(アメフト): 金利引き上げなどより、差し迫るアメフトのシーズン開幕の方が重要である。
・ 低迷し始めた米国株式市場: S&P500指数が2150-2200を割っているようなら、イエレン議長は金利を引き上げることはないだろう。(現在のS&P500は2083。)
・ 商品市場とインフレ: ほとんどの商品が大きく下げ、世界経済が心配な状態だ。更に、連銀は目標としているインフレ率の2%をまだ達成していない。
・ ドナルド・トランプ(大統領候補者): トランプ氏が大人気で、ニュースは氏の報道ばかりしている。こんな状況で利上げしてもニュースにならないから、金利引き上げを遅らせる良い機会だ。
・ IMFからの要請: 6月になるが、IMFの専務理事ラガルド氏が、「米国は金利引き上げを来年まで見送るべきだ」、という見方を発表した。もしIMFが本当にギリシャ情勢をなんとかできるのなら、ここは一先ずプライドを捨てて、IMFの勧告に従ってみたいと思う。
・ 依存症: 我々にはゼロ金利が必要だ。
・ 1937年の幽霊: 約80年前、大恐慌から脱した後、連銀は金利引き上げ政策に失敗し、米国経済は景気後退に逆戻りしてしまった。

(参照した記事:SBIリクイディティ・マーケットのツイート

Why The Fed Won’t Raise Rates In September and Probably Not Till 2016

10 Reasons Why The Fed Won't Raise Interest Rates

コメント