買いだ!売りだ!と出動する前に考えたいこと

ご存知のように、株には買い手と売り手がいます。どんなに有望と思われる株にも売り手が存在し、その反対に、どんなに絶望的と思われる株にも買い手は存在します。下は、今週最も下げ幅が大きかった業種のトップ5です。
データ: finviz
一位はマイナス18.63%の半導体メモリチップになり、この業種で有名な銘柄はマイクロン・テクノロジです。


上がマイクロン・テクノロジの週足チャートですが、サポートラインを大きく割って下げが顕著になっています。繰り返しになりますが、株には売り手と買い手がいる訳ですから、このような弱い株にも将来の上昇を信じて買っている人たちがいます。

今日買っている人たちは、どんな理由でマイクロン・テクノロジを買っているのでしょうか?ザ・ストリート・ドット・コムは、こう書いています。
マイクロンは壊れた株だが会社は壊れていない。株価収益率はたったの6倍であり、S&P500は約21倍であることを考えると、マイクロンは無視できない株だ。向こう12ヶ月から18ヶ月でマイクロンは22ドルから28ドルに達する可能性がある。(木曜の終値は19ドル7セント)
もちろん反対意見もあります。ザックス社のアナリストは、マイクロンの一株利益について、こんなことを語っています。
過去30日間で、16回の今年度の一株利益修正がアナリストたちによって発表されている。問題は、全て下方修正であり上方修正は一つも無い。この株を保有することは賢明な判断ではない。
もう一度上の週足チャートを見てください。サポートラインを決定的に割っていますから、マイクロンは売り基調だと判断できますが、月足チャートからは買える理由を見つけることができます。


マイクロンは、2013年の11月にレジスタンスラインを突破しました(A)。最近は確かに下げが続いていますが、現在の株価は、この古いレジスタンスラインに戻って来たところです。言い換えると、この古いレジスタンスがサポートになって、株価は一転して上昇ラリーを展開する可能性があります。

「よし、買ってやろう!売ってやろう!」、と意気込んで出動する前に、自分とは反対トレードしている人たちの理由を考えてみることは無駄ではないと思います。

(参照した記事:3 Beaten-Down Stocks That May Pay Off for Contrarian Investors

Should You Get Rid of Micron Technology (MU) Now? - Tale of the Tape

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