2015年6月8日月曜日

米国株式市場: 6月早々に売られた大型株、買われた小型株

6月の第一週目、資金が最も流入したETFは小型株指数に連動するiShares Russell 2000 (IWM)です。

データ:ETF.com 

その反対に資金が最も流出したのは、大型株指数として有名なS&P500指数に連動するETFです。

データ:ETF.com 
6月早々、投資家たちは大型株を売って小型株を買ったということになるのですが、SEE IT marketの記事を参考にして両ETFの6月の成績を調べてみました。

先ず、小型株ETF、iShares Russell 2000 (IWM)の様子です。

データ:StockCharts.com
過去16年間になりますが、6月が高く終わった割合は56%(矢印)になり、平均上昇率は0.6%(円内)です。

そして下が、大型株指数のETF、SPDR S&P500 (SPY)の成績になります。

データ:StockCharts.com
見てのとおり、6月は最悪です。高く終わった割合は半々以下の44%、そして平均上昇率はマイナス1.1%です。

ということで、6月早々に小型株が買われ大型株が売られたのは偶然ではありません。更に、ドル高も大型株に悪影響となっています。米国内だけでビジネスを展開する小型企業は、大型国際企業のようにドル高で利益が減ることはありません。先週発表された強い米雇用統計で秋の金利引き上げが確実になった、という見方も圧倒的に多くなり、更なるドル高も予想されていますから、小型株人気はしばらく続きそうな状況です。

(参照した記事:Will Small Cap Stocks Outperform In June?

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