重要なレベルをテストする米国債

現在進行中のブルマーケットが二つある。原油と金利だ。 -- マイク・ラーソン(MONEY AND MARKETS)
先日、金利に関して、ビル・グロース氏がこんなツイートをしています。


「国債の利回りチャートに、リバース・ヘッド・アンド・ショルダーズ(逆三尊)が形成されている」、というのがツイートの要点です。

リバース・ヘッド・アンド・ショルダーズ
買いのタイミングはネックラインの突破、そして頭からネックラインまでの長さを測って目標価格を計算します。もし、ネックラインから頭までの値幅が10ドルなら、10ドルの上昇に期待できます。

10年国債の利回り指数を見てみましょう。

日足
ネックラインを既に突破しています。目標は30.19付近です。(金曜の終値は23.85) 言い換えると、現在2.385%の利回りは、3.019%あたりまで上昇する可能性があります。

利回りが上昇すると国債の価格が下がります。先物市場で国債を空売っても良いですが、国債のベアETFを買うという方法もあります。


上は、ProShares UltraShort 20+ Year Treasury (TBT)という国債のベアETF、日足チャートです。レバレッジ型なので、米長期国債が1%下がると2%上昇する仕組みになっています。毎日300万株を超える出来高がありますから、デイトレードも問題なくできます。見てのとおり、これも利回りチャートと同様に、リバース・ヘッド・アンド・ショルダーズ(逆三尊)が形成されています。ネックラインから頭までの値幅分だけ上昇したとすると、目標は62ドル90セント付近になります。(金曜の終値は49ドル77セント)

ビル・グロース氏のツイートを、もう一度見てください。一番最後に、「Bearish(弱気)」という言葉が記されています。「債券王が国債に弱気なのだから、国債は空売りだ」、と判断した人が多かったことでしょう。下は、米長期国債のETF、週足チャートです。


Aで分かるように、今のところ61.8%の値戻しレベル(去年1月の安値から今年1月の高値で測定)がサポートになっています。更に、ストキャスティクスは売られすぎレベル(B)に入っていますから、来週は国債が反発する可能性があることも頭に入れておきたいと思います。

(情報源: ビル・グロース氏のツイート

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