強い上昇基調にある株をどんなタイミングで買うのか

大ざっぱに言うと、株には二つの買い方があります。
1、強い株を買う
2、弱い株を買う
1は人気株、アップトレンドが明確な株です。2は現在低迷していますが、将来の伸びに大きな期待ができる株、一般的には割安株と呼ばれています。1の場合は上昇基調にある株を買う訳ですから、極論すると、チャートだけあれば候補銘柄を選ぶことができます。もちろん、2もチャートだけで銘柄選びをすることができますが、割安判断にはファンダメンタル分析が必要です。

今日は1に関する話をします。

強い株=アップトレンドの株、という見方は間違っていませんが、マーケットには上昇基調にある株は多数あります。たとえば、アップトレンドの株が100あった場合、どの株を買うべきでしょうか?よく使われる方法は、マーケットのバロメーターであるS&P500指数との比較です。

今年ここまで、S&P500指数は2.26%の上昇です。言い換えると、上昇率が2.26%未満の株は弱い株ですから、買い候補リストに入れる必要はありません。それとは反対に、上昇率が高い株は人気株であり、多くの投資家たちに注目されていることを示します。

下は、S&P500指数に属する銘柄で、今年最も上昇しているトップ15銘柄です。


左から会社名、ティッカー・シンボル(証券コード)、業種、現在の株価、そして今年の上昇率になります。トップはネットフリックス(有料動画配信の世界最大手)、今年ここまでの上昇率は、S&P500指数の+2.26%を大きく上回る+93.95%です。

ネットフリックスの日足チャートを見てみましょう。


マーケット終了まであと50分、株価は現在+4.51%、株分割ニュースが買い材料となって高値更新です。

いくら何でも上げすぎだ、割高を理由にそろそろ格下げされるかもしれない、などと思ってしまうかもしれませんが、皆さんならこの株をどんなタイミングで買うでしょうか。

こういう言葉があります。
強い株が膝を曲げている時に買え
ご察しのとおり、「強い株が一時的に下げている時、または一休みしている時に買え」、という意味になります。もう一度チャートを見てください。現時点では、このような買いタイミングが考えられます。
1、最近の動きを見た場合、上昇する20日移動平均線がサポートになっていますから、株価がこの移動平均線付近まで下げたところで買う。
2、RSI(相対力指数)を見てください。70以上での動きが続いています。70以上の数値は、一般的には「買われすぎ」と判断されますが、これは人気株に起きる典型的な現象です。矢印を入れましたが、70がサポートになっていますから、現在80を超えているRSIが70に再度下落したところが買いチャンスになる可能性があります。

もちろん、「株価が20日移動平均線に接触したら買える」、「RSIが70になったら買える」、という意味ではありません。当然のことながら、株価は20日移動平均線が支えにならず、そこを割ってしまうことも有り得る訳ですから、株価の反発を実際に確認してから買うことが大切です。

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