イエレンFRB議長講演、マーケット関係者の反応

イエレンFRB議長、利上げ「景気改善続けば年内が適切」 
米連邦準備理事会(FRB)のイエレン議長は22日に講演し、米金融政策の先行きに関して「予想通りに景気の改善が続けば、年内のどこかでフェデラルファンド(FF)金利の誘導目標の引き上げと政策の正常化を始めることが適切になる」との認識を示した。(日本経済新聞)
イエレン議長(写真:ビジネス・インサイダー)
* 早急な金利引き上げはないと思う。おそらく12月だろう。イエレン議長はタカ派ではなくハト派であり、金利引き上げを全く急いでいない。議長は利上げの意志があることを表明しているが、投資家たちに、十分な準備期間を与えることだろう。 -- ウェイン・カウフマン(フィニックス・ファイナンシャル・サービシズ)

* 今日の講演には、ひとつ驚く内容が含まれていた。それはこの部分だ。「経済を展望することは極めて難しいことだが、私は起きる可能性が最も高いと思われることを説明している。しかし、長年の経験から言えることは、私の具体的な予測のいくつかは間違っていることだろう。おそらく、大きく外れることだろう。」 イエレン議長は、経済学者から滅多に聞くことが出来ない言葉、「分かりません」、と言ったのだ。 -- マイルズ・アドランド(ビジネス・インサイダー)

* 米国の雇用状況、そしてインフレ状況は年末までに金利引き上げを実施できる内容だろうか?不安定な現状を考えると、金利引き上げは2016年まで実施されない可能性があると思う。 -- ヒュー・ジョンソン(ヒュー・ジョンソン・アドバイザーズ)

* 賃金の上昇と加速が明確になるまで金利引き上げはないと思う。今年中に引き上げがあるとすれば、おそらく12月だろう。 -- ウォード・マッカーシー(ジェフリーズ)

* 「今年中に利上げがある」、ということをマーケットは上手く消化中だ。現に投資家たちは、「金利引き上げは米国経済が強い証拠だ」、と前向きに考え始めている。25ベーシスポイント、または50ベーシスポイントの利上げが企業利益、そして米国経済に悪影響となることはない。 -- マリス・オグ(タワー・ブリッジ・アドバイザーズ)

下は、CNBCの記事を読んだ読者たちの書き込みです。

* 明確なメッセージをイエレン議長から読み取ることはできなかった。これが意味することは、現在の米国経済は不安な状況に直面している、ということだと思う。-- DCOREGON

* 予想されているように、0.25ポイントの金利引き上げがあったとしよう。もし、このたった0,25ポイントの利上げで米国経済が下向きになるようなら、米国経済がいかにひ弱であるかが証明される。平均的なアメリカ人の銀行口座には、数週間分の生活費をまかなうことができるだけの現金しかないというから、もしここで米国経済が後退したら大問題だ。 -- John Smith

* 新規失業保険申請者数の減少が続き、15年ぶりの低レベルまで下がっている。ここから、よほど大きく雇用状況が悪化しないかぎり、金利は年末までに引き上げられることだろう。-- Kevin777

(参照した記事:イエレンFRB議長、利上げ「景気改善続けば年内が適切」

Economists, market experts mixed on 2015 rate hike

Traders hoped for a more interesting Yellen, got same old

Janet Yellen just made one of the most surprising admissions you'll ever hear from an economist

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