好調な日本株ETF、さて次の買い候補は何?

スティーブ・シュガルード氏(Daily Wealth)が、日本株の買いを勧めていたのは2012年12月でした。理由は二つです。

* 超割安
* アベノミクス
買い候補にあげられていたのは、WisdomTree Japan Hedged Equity (DXJ)というETFです。

WisdomTree Japan Hedged Equity (DXJ)
2012年12月の終値は36ドル88セント、そして現在59ドル22セントで取り引きされていますから60%の大幅上昇です。

シュガルード氏は、今日も同ETFの買い姿勢を変えていませんが、「これよりも有望な銘柄がある」、と今朝のニュースレターで書いています。

WisdomTree Japan Hedged Equityが投資しているのは三菱UFJ、トヨタ、ホンダなどの大型株になり小型株が含まれていません。
同期間を振り返った場合、配当金を払う日本の小型株専門ETF、WisdomTree Japan SmallCap Dividend Fund(DFJ)は、まだ36%しか上げていない。 このETFが出遅れてしまった原因は、為替変動に対するヘッジが無かったためだが、既に大きく円安方向に動いてしまった今日、ここから更なる大幅変動を気にする必要はなくなった。日本の小型株は割安であり、このETFが投資している多くの銘柄は、ほぼブックバリューで取り引きされている。
下が、シュガルード氏の勧める、WisdomTree Japan SmallCap Dividend Fund(DFJ)の週足チャートです。


シュガルード氏は、割安度の目安として「ブックバリュー」を指摘していたので、両ETFの株価純資産倍率(プライス・ブックバリュー・レシオ)を調べてみました。
小型日本株ETF :WisdomTree Japan SmallCap Dividend Fund(DFJ) 
* 投資している株の平均株価純資産倍率は1.52倍   
大型日本株ETF: WisdomTree Japan Hedged Equity (DXJ) 
* 投資している株の平均株価純資産倍率は1.73倍 
(数値は4月30日時点)
両者に極端な大きな差はありませんが、小型株の方が割安です。S&P社(格付け会社)は、両ETFに「オーバーウェイト」、という格付けを付与しています。(オーバーウェイト: 平均以上のリターンが期待できる)

米株を見てみましょう。
* S&P500指数(大型株指数)を構成する株の平均株価純資産倍率は5.36倍
* ラッセル2000指数(小型株指数)を構成する株の平均株価純資産倍率は4.55倍
明らかに日本株の方が割安です。

米国のブルマーケットが始まってから既に6年という月日が経過しています。それに、金利引き上げが近い、という不安感もあります。日本は本格的な量的緩和を実施中であり、金利が近い将来に引き上げとなる心配は全くありません。シュガルード氏が言うように、日本株の上昇は、まだまだ続くことでしょう。

追伸: WisdomTree Japan SmallCap Dividend Fund (DFJ)が投資している銘柄は、ここで見ることができます。

(参照した記事:Up 87% in Japan – What to Do Next

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