???、、米株ETFに資金が突然再流入

先週(5月8日~5月14日)、資金が最も流入したETFのトップ10です。

資料:ETF.COM
(数字の単位は100万ドル。流入資金が流出資金を、どのていど上回ったかが示されています。)

第1位はS&P500指数(大型米株指数)を構成する銘柄に投資しているETF、第2位は米小型株指数(ラッセル2000指数)を構成する株を買っているETFです。ということで、先週は米国の大型と小型株に資金が集まりました。

実は、この結果には少し驚きました。何故なら、最近は米株からの資金流出が目立っていたのですが、先週はそれとは全く反対の結果です。下は先々週(4月30日~5月6日)の様子です。

資料:ETF.COM
資金が最も流出したETFのトップ10ですが、S&P500指数と米小型株指数のETFが第1位と2位に入っています。

そして下のリストは、今年ここまで(1月1日~5月17日)、資金が最も流出したETFのトップ10リストです。

資料:ETF.COM
第1位はS&P500指数のETF、小型株指数のETFは第5位に入っています。そして更に言えることは、第7位の新興市場国のETFを除くと、全てが米株のETFです。とにかく米株が嫌われている、といった状態なのですが、先週最も買われたのは米国の大型株と小型株のETFです。

金曜のブログで書きましたが、強気論者数は2年ぶりの低レベルに転落しています。


上昇している赤い線はS&P500指数、もう1つの黒い線が個人投資家たちの強気センチメントです。好調なマーケットが展開されているのですが、強気論者は、たったの26.7%という低数値です。

AAIIのチャールズ・ロットブラット氏が指摘していますが、異常に低い強気センチメントと同様に目立つのは、極めて高い中立センチメントです。
強気センチメントは異常に低く、中立センチメントの極めて高い数値が相変わらず続いている。過去を振り返って言えることは、現在のような極端な状況が起きると、向こう6ヶ月から12ヶ月のマーケットの伸びは平均以上になる傾向がある。
AAIIからの発表によると、現在の中立センチメントは46.9%であり、歴史的平均値30.82%を大きく上回っている状態です。ということで、先週のETF資金流入状況は、中立論者たちの資金が米株に向かい始めたことを示しているのかもしれません。

最後に、スティーブ・シュガルード氏(Daily Wealth)の言葉を、もう一度引用します。
米国の上昇相場が始まってから既に6年、これは過去100年間で2番めに長いブルマーケットだ。上昇相場が終焉するのは、期間が長すぎるためではない。マーケットを頂点に押し上げるのは熱狂的に株を買う個人投資家たちだが、今日のマーケットには、そのようなことは起きていない。株を手放すのはまだ早すぎる。

(情報源:ETF Fund Flows

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