2015年5月15日金曜日

米国株式市場: またまた減った強気論者数

「株は買いだ!」、という強気な個人投資家数が2年ぶりの低レベルに下がっていることを先日書きましたが、この数値は更に下落です。

チャート:Bespoke Investment
上昇している赤い線はS&P500指数、黒い線がAAIIから毎週発表される個人投資家たちの強気センチメントになります。「株に強気」という回答は、先週の27.1%から26.7%に下落です。

次に、投資心理サイクルのチャートを見てみましょう。


1、楽観; 2、興奮; 3、スリル; 4、陶酔; 5、心配; 6、現状の否定 7、恐怖; 8、自暴自棄; 9、パニック; 10、降参; 11、落胆; 12、鬱的な状態; 13、希望; 14、安心; 15、楽観

マーケットの天井は4の陶酔です。個人投資家たちは超強気になり、正にお祭り騒ぎになるのですが、今日のマーケットにはそんな様子を全く見ることができません。現在の米国株式市場は、史上最高レベルにあるにもかかわらず、強気センチメントは2年ぶりの低水準というありさまです。
米国の上昇相場が始まってから既に6年、これは過去100年間で2番めに長いブルマーケットだ。上昇相場が終焉するのは、期間が長すぎるためではない。マーケットを頂点に押し上げるのは熱狂的に株を買う個人投資家たちだが、今日のマーケットには、そのようなことは起きていない。株を手放すのはまだ早すぎる。 -- スティーブ・シュガルード(Daily Wealth)
下が、AAIIから発表された今週の個人投資家たちのセンチメントです。
強気: 26.7%(前回から0.3ポイント下落。  歴史的平均値 38.89%)
中立: 46.9%(前回から0.8ポイント上昇  歴史的平均値 30.82%)
弱気: 26.4%(前回から0.5ポイント下落   歴史的平均値 30.29%) 
強気センチメントは異常に低く、中立センチメントの極めて高い数値が相変わらず続いている。過去を振り返って言えることは、現在のような極端な状況が起きると、向こう6ヶ月から12ヶ月のマーケットの伸びは平均以上になる傾向がある。-- チャールズ・ロットブラット(AAII)
ということで、異常に多い中立論者が強気に変身しない限り、ここからのマーケット大幅上昇は望めない、といった状態です。

(情報源:Bullish Sentiment Drops to Lowest Level in More Than Two Years

Second-Longest Stock Boom in History. Should It End Soon?

AAII Sentiment Survey Results For Frame Ended 13 May 2015

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