マクドナルドの店員になることは一流大学に合格するより難しい??

難しいのはどちらでしょうか?
* 米国の一流大学(アイビーリーグ)に入ること。
* マクドナルドの店員になること。
ゼロヘッジによると、答えは後者です。もちろん、社会風刺、痛烈な批判記事の多いゼロヘッジですから、この答えに驚きはありません。


2011年4月19日、マクドナルドは雇用の日にちなんで、5万人の新店員採用計画を発表した。最終的に採用された人員数は6万2000人だが、この求人広告には100万人を超える応募があった。100万人の応募者から選ばれたのは6万2000人だから、合格率は6.20%ということになる。

下は、2011年の米国一流大学(アイビーリーグ)の合格率です。

データ: ゼロヘッジ
コーネル大学の合格率は18.00%、ハーバード大学は6.20%、そして平均値は9.69%です。マクドナルドは6.20%ですから、マクドナルドへの就職の方が一流大学へ入ることより難しい、と結論できます。
もちろん、全く関係の無い二者を比較するのは間違っている、と非難されることは分かっているが、マクドナルドが実施した雇用の日から既に数年の月日が経過した。2011年にアイビーリーグへ入学した人たちは今年卒業だが、ここでもう一度両者を比べてみよう。
* 4年間の大学生活で、全米の学生たちは平均で2万5000ドルを超える学生ローンの借金ができた。 
* 4年間、マクドナルドでパートタイマーとして働いた人は、平均で4万ドルの収入を得た。もちろん、ほとんどの人たちはフードスタンプ(政府からの食料補助)を得ているが、ここではそれを考えないことにする。 
たとえ学生ローンの借金があったとしても、アイビーリーグを卒業すれば投資銀行やコンサルティング会社に就職して高給を得ることができる、と言う人たちもいるが、全ての卒業生がそのような職に興味がある訳ではない。

もちろんゼロヘッジは、大学などへは行かないでマクドナルドで働け、と言っているのではありません。結論の一つはこれです。
マクドナルドの実例が教えてくれることは、政府から発表される失業率は茶番劇だ、ということだ。政府に都合よく作られた数値によれば、米国の失業率は5.4%だが、マクドナルドへ応募した93.8%が職を得ることができない、というのが現実だ。マクドナルドに就職するのがこんなに難しいのなら、人々はいったいどこで職を得ることができるのだろうか?
さて、第1四半期の米GDPは予想された+1.0%に満たない+0.2%という冴えない結果でした。そして今日、アトランタ連銀は第2四半期のGDP予想を+0.7%に下方修正です。


ピーター・シフ(Euro Pacific Capital): もし、第2四半期のGDPがマイナスになるような事態となれば、米国は正式にリセッション入りだ。

これで、マクドナルド就職は、ますます難しくなりそうです。

(参照した記事:Getting A Job At McDonald's Harder Than Getting Accepted To The Ivy League

ピーター・シフ氏のツイート

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