暴動、暴動、好調なテイザー株

ミズリー州ファーガソンで暴動が起きたのは去年、先月はメリーランド州ボルティモアで暴動がありました。放火、略奪が相次ぎ、人々は完全に暴徒化です。このような状況では、警官は市民を適切に守ることはできませんから、「自分の身は自分で守るしかない」、とあらためて感じた人も多かったことでしょう。

護身用の武器と言えば拳銃ですが、テイザーガン(電気ショック銃)も有名です。下の動画は、テイザーガンの威力を初体験するタイ兵士の様子です。



テイザーガンはテイザー社によって開発されたものですが、株価は好調に伸びています。当然のことながら、暴動も買い材料の一つになったと思いますが、下がテイザーの日足チャートです。

金曜のマーケット終了1時間半前時点
長い陽線が出来上がり高値が更新されています。昨日発表された予想を超える決算が買い要因となったようですが、最近好調なテイザー株には、この製品も大きく影響しています。


写真:テイザー社
テイザーと聞くと電気ショック銃ばかりが頭に浮かんできますが、これはAXON BODYと呼ばれる警察などの法執行機関のために作られたカメラです。ウェアラブルですから、このカメラは警官が身に付けて使用します。

ミズリー州ファーガソンで起きた暴動は、黒人青年が白人警官に射殺されたことが発端となっています。白人警官は後日不起訴となりましたが、青年は少なくとも6回撃たれていたなどといった報道がありましたから、警官のイメージを大きく悪くしたことも事実です。

警官による発砲は正当だったのでしょうか、それとも不当だったのでしょうか?防犯カメラが窃盗事件の解決に役立つように、警官がカメラを常に身に付け状況を録画することで、事件状況を更に詳しく説明することができます。犯人が先に発砲、そして警官が発砲といった様子が録画されていれば、多くの人たちは警官の行動に納得することでしょう。

テイザー社によると、ロサンゼルス、クリーブランド、フォートワースの警察はウェアラブル・カメラを既に利用しており、その95%がテイザー製です。
カメラに録画された画像は直ぐに再生可能だから、間違った申し立てを簡単に退けることができる。(テイザー社)
下は、テイザー社のAXON BODYで撮影されたものです。




今日、テイザー株が買われた、もうひとつのニュースはこれです。
Justice Department Announces $20 Million In Funding To Support Body-Worn Camera Pilot Program
米司法省が、実験プログラムとしてウェアラブル・カメラの利用を決定し2000万ドルの資金投入を発表しました。ウェアラブル・カメラ=テイザー、と判断した投資家たちは、早速テイザー株買いです。言うまでもなく、実験プログラムが大成功なら全州の警官にウェアラブル・カメラ着用が義務付けられる可能性もありますから、テイザー株人気はまだまだ続きそうな様相です。

テイザー以外にも、Digital Ally, Inc、そしてGoPro Incもウェアラブル・カメラ同業社として注目されています。

(情報源:Justice Department Announces $20 Million In Funding To Support Body-Worn Camera Pilot Program

Taser's Earnings Beat Zaps Short-Sellers

Taser, Digital Ally Soar On New DOJ Body Cam Program

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