ウォーレン・バフェット氏から警報?? バークシャー・ハサウェイ株の気になる動き


とむふぉーど38さん(@tomford38)からの返信なのですが、何の話かと言うと、ウォーレン・バフェット氏が最高経営責任者を務めるバークシャー・ハサウェイ社の株価の動きです。日足チャートを見てみましょう。


バークシャー・ハサウェイ(日足)
先ず1の部分ですが、株価は200日移動平均線を現在テスト中です。この移動平均線に接触するのは、ほぼ一年ぶりになり、長期トレンドを把握するために多くのトレーダーや投資家が、この移動平均線を見ています。古い言葉では、「200日移動平均線の上にブルが住み、200日移動平均線の下にはベアが住む」、というものもあり、この移動平均線より下にある株は買い対象にならない、と考えている人たちもいます。

矢印(2)を入れましたが、これは米国株式市場のバロメーターとして有名なS&P500指数との比較です。下がる矢印が示していることは、バークシャー・ハサウェイ株の上昇率はS&P500指数より悪いということです。現に、1月2日から今日までを調べてみると、バークシャー・ハサウェイ株は4.73%の下げ、S&P500指数は+2.28%ですから、S&P500指数の方がバークシャー株より良い成績です。

バークシャー・ハサウェイ社は世界最大の投資持株会社であり、「オマハの賢人」と呼ばれるウォーレン・バフェット氏が最高経営責任者を務めています。バークシャー・ハサウェイ社は、アメリカン・エキスプレス、コストコ、GE、ゼネラル・モーターズ、ゴールドマン・サックス、コカコーラ、ウォールマートなどの様々な株を保有し、投資家の間では、こんなことが言われています。
バークシャー・ハサウェイはミューチュアル・ファンドと同じだ。ウォーレン・バフェット氏がファンドマネージャーだから世界で最高のミューチュアル・ファンドだ。
キース・フィッツジェラルド氏(マネー・モーニング)は、こう述べています。
バークシャー・ハサウェイは、どのミューチュアル・ファンドより優れている。鉄道からケチャップまで、と幅広い分野の株に投資しているから、バークシャー・ハサウェイ株に投資することで米国経済成長に広く関与することができる。
繰り返しになりますが、上のチャートが示すように、今年に入ってからのバークシャー株はS&P500指数に劣る成績です。なぜバークシャー株は低迷しているのでしょうか?投資家たちは、ウォーレン・バフェット氏の高齢(84歳)が気になっているのでしょうか?それとも、とむふぉーど38さんがツイートしているように、投資家たちは米国株式市場の先行きに不安を感じ、米国市場から資金を撤退させているのでしょうか?

下は、バークシャー・ハサウェイの週足チャートです。


上半分が株価チャート、下半分に入れたのは買いと売り圧力を把握するために使われているオン・バランス・ボリューム(OBV)です。両方を比較するために、トレンドラインを2011年9月の安値から引きました。見てのとおり、オン・バランス・ボリュームはトレンドラインを割り、ブレイクダウンが既に起きています(A)。買い圧力が衰えている訳ですから、バークシャー株もトレンドラインを割ってしまう可能性があります。

とにかく今年のバークシャー株の弱さは気になります。バークシャー株が先行指標になり、マーケットがそれに追従することも考えられますから、今後のバークシャー株の動きに注目です。

(参照した記事: とむふぉーど38さんのツイート

Berkshire Hathaway B Stock "Better than Any Mutual Fund"

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