2015年4月15日水曜日

とんだ邪魔が入ったドラギ総裁の記者会見

ドラギ総裁はどんなことを言うだろうか、と注目された記者会見ですが、とんだ邪魔が入りました。
ECB総裁の会見を中断、女性が机に飛び乗り独裁抗議の紙吹雪(ブルームバーグ)
写真:ピーター・スペンスさん(テレグラフの記者)のツイートから

女性は「ECBの独裁を終わらせろ」と叫びながら紙吹雪をまいたが、警備員に机から引きずり下ろされ会見場の外へ連行された。(ブルームバーグ)

女性の名前はJosephine Witt、ハンブルクの大学に通う21歳の学生です。「ECBの独裁を終わらせろ」、というのが彼女の言いたかったことですが、注目は彼女のシャツに書かれている言葉です。


ECB

DICK - TATORSHIP

ECBは欧州中央銀行のことですが、注目はDICK - TATORSHIPです。独裁を終わらせろ!、と彼女は叫んでいた訳ですが、独裁はDICTATORSHIPですからDICK - TATORSHIPではありません。

なぜ彼女はDICK - TATORSHIPという表現を使ったのでしょうか?DICKには「ばか者、間抜け、能なし」という意味があります。要するに彼女は、「欧州中央銀行の独裁を終わらせろ」、と単に言いたかっただけでなく、「欧州中央銀行はバカの集まり、無能の集団だ」、とも言いたかった訳です。

今回の一件は主要報道機関が取り上げ、更にツイッターなどのソーシャルメディアでも大人気となりましたから、Josephine Wittさんは一瞬にして有名人になりました。ジャーナリストだという偽の身分証明を持って、荷物検査などのセキュリティー・チェックを簡単に通過して記者会見場に入れたということですから、多くの人たちが既に指摘しているように警備状況の甘さを感じます。

机の上に突然飛び乗ってきた彼女にドラギ総裁は驚き、恐怖を感じたことでしょう。彼女がテロリストでなく、単なる笑い話で今回の一件が終わり本当に良かったと思います。

追伸: Josephine Wittさんのツイッターです。

(参照した記事:ECB総裁の会見を中断、女性が机に飛び乗り独裁抗議の紙吹雪

ピーター・スペンスさんのツイート

This is the protester who got into the ECB and glitter-bombed Mario Draghi)

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