2015年3月26日木曜日

「辛抱強く」の削除から1週間: 大きく回復した強気意見

AAIIから発表された今週の個人投資家たちのセンチメントです。

データ:AAII
向こう6ヶ月間を考えた場合、米国株式市場は上がると思う(Bullish)、下がると思う(Bearish)、変化は無いと思う(Neutral)というそれぞれの回答がパーセントで示されています。

強気(Bullish)回答は前回から11.3ポイント上がって38.4%、中立(Neutral)は前回から4.2ポイント下がって37.2%、そして弱気(Bearish)は前回より7.1ポイント低い24.4%、という結果でした。マーケットは上昇すると思う、という強気回答は11.3ポイントの大幅上昇となりましたが、これで3週連続で長期平均値である39.0%を下回りました。

AAIIのレポートから抜粋します。
強気センチメントは前回の極めて低い数値から、ほぼ長期平均値まで回復した。今回の調査では、「辛抱強く」という言葉が連邦公開市場委員会の声明文から消されたことについてメンバーたちに聞いてみた。
・ 「辛抱強く」を削除したことに賛成だ。 -- 25%
・ 「辛抱強く」の削除には大した意味は無い。 -- 24%
・ 「辛抱強く」を消したのは間違いだ。 -- 10%
・ 今回の会議で金利引き上げを決定するべきだった。 -- 9%
AAIIは、「辛抱強く」という言葉の削除に関するメンバーたちの意見はまちまちであり、圧倒的に多い目立つ意見は無かった、と述べています。下は、メンバーたちの意見5例です。
・ 大多数の人たちは、「辛抱強く」が声明文から落とされることを予想していた。そんな状況だったから、連邦公開市場委員会は予想どおりの声明を発表してマーケットを混乱させることを避けたのだ。
・ 米国の経済成長を考えると、金利が既に引き上げられていてもおかしくないと思う。
・ 「辛抱強く」の削除は間違いだ。展開されている米国経済の回復は弱い。
・ 理解に苦しむ声明であり、連邦公開市場委員会の言うことは訳が分からない。
・ 今回の声明が明らかにした事は、「金利引き上げ」が迫っているということだ。
ダウ平均の日足チャートを見てみましょう。


Aの陽線は連邦公開市場委員会から声明文が発表された日、そしてBが今日のローソク足です。見てのとおり、今日の終値は連邦公開市場委員会の日より低い位置ですから、「辛抱強く」の削除は大した買い材料にならなかった訳です。

(参照した記事:AAII SENTIMENT SURVEY: OPTIMISM REBOUNDS

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