複数の時間軸を使ったトレードについて

株や為替のトレードでは、複数の時間軸のチャートを見ることが大切だ、と言われています。デイトレードをしていると、1分足や5分足チャートを見るだけで、長いタイムフレーム(時間軸)のチャートを見ることを忘れてしまいます。

下は、ユーロ/英ポンドの60分足チャートです。


上昇する矢印で分かるように、トレンドは明確なアップトレンドですから、基本的な姿勢は買いです。次に、もう一つ上のタイムフレームである4時間足チャートを見てみましょう。


下降するトレンドラインを突破してアップトレンドが始まっている、と解釈することができますから、このチャートも買い姿勢を示唆しています。

次は日足チャートです。


矢印(1)の方向で分かるように、トレンドは下げ基調です。そして、売りパターンであるベアフラッグ(2)が形成されています。昨日のブログで書きましたが、RSI(3)は上昇中ですが、50レベルがレジスタンスになる可能性があります。ということで、日足チャートが示していることは買いではなく売りの準備です。

複数の時間軸を使ってトレードしている人たちは、3つの時間軸のチャートを利用し、トレードの方向を一番長い時間軸のトレンドに合わせます。ですからユーロ/英ポンドの場合、日足はダウントレンドですから、トレード方向は売りになり、4時間足と1時間足で売りのタイミングをつかみます。

下はユーロ/英ポンドの60分足チャートです。


トレンドライン割れ(1)が売りのタイミングです。重要な事は、60分足の形成中にトレードするのではなく、終値がトレンドラインを割っていた場合に売り出動します。4時間足でタイミングをつかむ場合も同様に、ローソク足が完全に形成された時点でトレード出動です。

下が主なタイムフレームの組み合わせです。

日足>4時間足>60分足

4時間足>60分足>15分足

1時間足>15分足>5分足

15分足>5分足>1分足

たとえば、一番下の15分足>5分足>1分足はデイトレード用の組み合わせです。15分足がアップトレンドなら買い、反対に下げ基調なら売りです。5分足と1分足を見て売買のタイミングをつかみます。

15分足>5分足>1分足のデイトレード用のチャートを使ってドル/円を見てみましょう。


15分足のトレンドは下げ、売りが基本的な姿勢です。

次に、5分足と1分足で売りのタイミングをつかみます。先ず、5分足です。


レンジの下限割れ(119.95円付近)が売りのタイミングです。繰り返しますが、売り出動はローソクの形成中ではなく終値で判断します。

1分足で判断した人は、既に売り出動しています。(もちろん週末ですから、このトレードを実行した人は少ないことでしょう。)


1のトレンドライン割れが売りのタイミングです。

言うまでもなく、100%完璧なトレード方法などありませんが、以上が複数の時間軸を使った基本的なトレード方法です。

コメント