米国株式市場、大幅に増えた中立意見

AAIIから発表された個人投資家たちのセンチメント:(意見調査結果は毎週木曜に発表されます。)

質問: 向こう6ヶ月を考慮した場合、米国株式市場は上昇すると思いますか(強気)、それとも下がると思いますか(弱気)?

結果:

・ 強気: 31.6% (前回 39.8%、 歴史的平均値 39.0%)

・ 中立: 43.0% (前回 36.8%、歴史的平均値 30.5%)

・ 弱気: 25.4% (前回 23.3% 、歴史的平均値 30.5%)

AAIIのチャールズ・ロットブラット氏は、こんなことを指摘しています。

中立センチメントが大きく跳ね上がり、その一方、強気センチメントは去年の夏以来最低のレベルに転落した。43.0%という中立意見は極めて高い数値であり、これは歴史的平均値から1標準偏差離れた位置にある。歴史を振り返って言えることは、極めて高い中立センチメントが記録された後には、マーケットが更に高くなる傾向がある。
一気に弱気になるのではなく、中立意見が大きく増えた理由として、ロットブラット氏は今週に差し迫った連邦公開市場委員をあげています。
2ヶ月前になるが、金利引き上げが株式市場にどん影響を与えるかについて、AAIIのメンバーたちに質問したことがある。「金利引き上げ発表後は株が売られる」、という回答は40%を超えていたが、半数の人たちは「下げは一時的なもの」という見方をしている。中立センチメントが跳ね上がった他の理由には割高な米株、予想以下の決算発表と利益の下方修正、地政学的リスク、成長がゆっくりすぎる米国経済などがある。
米国株式市場のブルマーケットは7年目に入りましたが、今年も上昇相場が続くでしょうか?AAIIのメンバーは、こんな見方をしています。
ほぼ半分のメンバーはマーケットは今年も高くなる、と楽観的な意見だ。メンバーたちは良好な企業利益、株はまだ極めて割高ではない、大衆の積極的な株投資姿勢などをブルマーケットの継続理由にあげている。ブルマーケットの継続は無理、という意見は15%だ。主な理由は、差し迫る金利の引き上げだ。



(参照した記事:AAII Sentiment Survey: Neutral Sentiment Surges; Optimism Plunges

コメント