ジゼル・ブンチェン発言から8年、ユーロはまだまだ下がる??

11日朝方のニューヨーク外国為替市場でユーロが主要通貨に対し一段安になった。一時は1ユーロ=1.0560ドル近辺と、2003年4月7日以来およそ12年ぶりのユーロ安・ドル高水準を付けた。(日本経済新聞)
「12年ぶりのユーロ安」、ということですが、ここで思い出すのはスーパーモデル、ジゼル・ブンチェンです。

写真:ビジネス・インサイダー
2007年11月のニュースですが、彼女はこんなことを語っていました。

Pay me in euros not dollars 報酬(ギャラ)はドルではなくてユーロで払って
下がユーロ・ドルの週足チャート、そして矢印の部分が2007年の11月になります。


とにかく、あの頃はユーロが強かったですから、ドルなど持っていても仕方がないといった風潮でした。言うまでもなく、ジゼル・ブンチェンはモデルですから為替の専門家ではありません。言い換えると、為替の素人がユーロの強気論を発表したようなものですから、マーケット関係者の間では「ここがユーロの天井だ」という言葉が流行る結果となりました。しかし今チャートを見てみると、そこが一番のピークではありませんでしたが、ほぼ天井ですから驚きです。

下のヘッドラインは、今朝のマーケット・ウォッチに掲載されていたものです。
Think Gisele Bündchen still wants to be paid in euros? ジゼル・ブンチェンは今日もユーロでの報酬を希望でしょうか?
こんな記事が掲載されるということは、ユーロは、そろそろ底打ちになるのでしょうか?下は、ウォール・ストリート・ジャーナルからの抜粋です。
ユーロ安の原因の一つは、1月に発表され月曜から始まったECB(欧州中央銀行)による国債買いだ。国債が買われると国債価格が上昇し、利回りは反対に下がる。たとえば、ドイツ10年国債の利回りは0.08パーセンテージ・ポイント下がって0.23%になった。この低利回りがユーロ安の一因だ。投資家たちはユーロを売ってドルを買い、利回りの高い米国債に資金を回している。
ドイツ銀行のアナリストは、高い利回りを求める投資家たちの資金のユーロ圏からの流出は、もうしばらく続くと見ています。今年の終わりまでに1ユーロは1ドル、そして2017年の終わりまでには85セントまで下がることが予想されています。

下は、ユーロ・ドルの月足チャートです。


入れた点線はトレーダーたちに注目されている値戻しレベルです(2000年の安値から2008年の高値で測定)。Aで分かるように、ユーロ・ドルは61.8%の値戻しレベルを既に割っていますから、次の目標は99セント付近を走る78.6%の値戻しレベル(B)になります。ということで、年末までに予想されている1ユーロ=1ドルは達成の可能性が高いと思われます。

(情報源:Central-Bank Moves Spook Investors

Think Gisele Bündchen still wants to be paid in euros?

Gisele Bundchen: Pay me in euros not dollars

ユーロが一段安、対円で一時128円台前半 ドラギECB総裁講演で 

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