原油続伸、原油のETFは久しぶりに20日移動平均線を突破

先週の金曜に引き続き、今日も原油のETF、United States Oil (USO)が買われています。下が日足チャートです。


下降する20日(赤)、50日(青)、200日移動平均線(黒)で分かるように、トレンドは明確なダウントレンドです。しかし、今日のローソク足(1)は去年の9月以来初めて20日移動平均線を突破し、久しぶりに見る強い上昇です。ここが大底だ、と断言することはできませんが、この続伸で空売りの買い戻しが更に進む可能性があり、底値拾いを試す新規買いも増えることでしょう。

下は、ゴールドマン・サックスのアナリストの見方です。
・ 2015年の前半、WTI原油は1バレル40ドル台で推移するだろう。(現在49ドル40セント)
・ 2016年、WTI原油は1バレル65ドルに回復するだろう。
言うまでもなく、ゴールドマン・サックスの意見には強い影響力がありますから、現在の原油価格は底に近い、と判断した投資家が多いことでしょう。

上のチャートで分かるように、最近2ヶ月間の出来高は膨大です。狼狽売り、パニック売りがあったことは事実ですが、ここで買い集めている人がいることも事実です。


入れた指標は、買い圧力を把握するために使われているオン・バランス・ボリューム(OBV)です。今までの動きを見てみると、下降する20日移動平均線(赤)がレジスタンスになっていましたが、とうとうブレイクアウト(A)、買いの力が明らかに増大しています。

次に、週足チャートを見てみましょう。


赤い線を2本入れましたが、ダイバージェンスが起きています。ETFの価格は下げ方向ですが、オン・バランス・ボリュームは一足先に上昇が始まり、反発ラリーの可能性が示唆されていました。

繰り返しになりますが、ここが大底だ、と断言することはできませんが、売り手が一方的に優勢という状況は変わりつつあるようです。

(参照した記事:Goldman Sachs Bearish On Commodities Short-Term, Bullish Long-Term

コメント

lineの倍 さんのコメント…
シェールオイルリグの稼働数が減ると同時にシェールオイルガスの生産も減ります。
FCGも魅力的なレベルです。
http://finance.yahoo.com/echarts?s=FCG+Interactive#{%22range%22%3A%2210y%22%2C%22lineType%22%3A%22ohlc%22%2C%22indicators%22%3A{%22rsi%22%3A%5B{%22id%22%3A%22rsi14%22%2C%22name%22%3A%22rsi%22%2C%22params%22%3A%5B14%5D%2C%22lineType%22%3A%22line%22%2C%22color%22%3A%22%23cc4125%22%2C%22weight%22%3A1}%5D}%2C%22scale%22%3A%22linear%22}