ロシア株の底打ちに賭ける投資家たち

先週のダウ平均は3.8%の上昇でしたが、ロシア株のETFは、それを大幅に上回る+11%でした。下がロシア株のETFの日足チャートですが、見てのとおり、安値圏で横ばいが続いています。


50日移動平均線(1)を久しぶりに越えての終了となりました(A)。下降する移動平均線で分かるように、このETFは明確なダウントレンドです。一般的に言えることは、レジスタンスになっている横ばいゾーンの上限が直ぐ頭の上に迫っている訳ですから、そろそろ空売りの準備です。

興味深いのは、横ばいゾーンにおける出来高です。円で囲いましたが、ここ2ヶ月間の出来高は突出しています。言うまでもなく、売り手が圧倒的に強いなら、このような横ばいではなく下げが展開されます。最近の大きな出来高は、この辺が底だと判断した人たちによる買い集めを表わしているのでしょうか?

次に週足チャートを見てみましょう。


入れた指標はバランス・オブ・パワーです。この指標は、ドン・ウォーデン氏によって考案され、下に伸びる赤い線は通常よりも強い売り、そして緑の線は通常よりも強い買いを表わしています。こんな説明もあります。
・ 赤い線: システマチックな継続的な強い売り圧力
・ 緑の線: システマチックな継続的な強い買い圧力
最近の横ばいゾーンですが、見てのとおり、極めて長い緑の線が連続で出現しています。正に、強いシステマチックな買い、言い換えると買い集められている状態です。もちろん、百発百中の指標などありませんが、長い低迷が続いていたETFだけに、もしここでブレイクアウトなら、空売りの買い戻しが一斉に起きることでしょう。

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