ツイッターのユーザー数は明らかな伸び悩み

ツイッターの2014年第4四半期の決算が木曜のマーケット終了後に発表されました。

売上高: 4億7900万ドル (予想 4億5400万ドル)

一株利益: 12セント (予想 6セント)
売上高は前年度同時期を97%上回る素晴らしい結果だ。しかし、皆が注目していた月々のアクティブ・ユーザー数は2億8800万人にとどまり、期待されていた2億9500万人に達することができなかった。-- マシュー・ザイトリン(BuzzFeed)
時間外取引は先ず下げで開始。しかし直ぐに持ち直して、現在の株価は45ドル81セント、11.03%の大幅上昇です。

NASDAQ.com



上は、ヘッジファンド・マネージャー、ダグラス・カス氏のツイートです。
RealMoneyProに私のツイッター株の分析を載せた。通常取引で42ドル20セント、そしてたった今(時間外取引)46ドル20セントでツイッターを空売った。
RealMoneyProを購読していないので、カス氏の分析を実際に読んでいませんが、予想を大幅に上回った売上高のことなど氏は全く気にしていません。ゼロヘッジは、こう書いています。
皆が承知しているように、ツイッターの価値は売上や一株利益の数字にあるのではない。最も重要なのはユーザー数の成長であり、今回の決算ではそれを見ることができなかった。
報道されているように、第4四半期、一ヶ月あたりのアクティブ・ユーザー数は、予想された2億9500万に満たない2億8800万人だった。前年比+20%だが、これは第3四半期をたった2%上回っただけであり、ツイッター会社史上最低の伸び率だ。更に問題なのは、企業利益に重要な米国内のユーザー数が低迷している。前年度同時期と比べた場合は17%増だが、第3四半期からは全く増えておらず、こんな事が起きるのは会社史上初めてだ。
繰り返しになりますが、投資家たちが注目していたのはユーザー数です。現に、発表された数値は予想を下回っていましたから、時間外取引は下げで始まりました。では、なぜ株価は直ぐに回復して、10%を超える上昇となってしまったのでしょうか?ゼロヘッジは、こんなことを指摘しています。
予想を外したユーザー数について、会社側は早速こう説明(言い訳)した。「第4四半期、第三者(サードパーティー)と融合する必要があったため、約400万人の月々のユーザー数を失った。」 明確さ、具体性を欠く説明だ。
正に不明瞭な説明です。しかし、株価の方は一転して大幅プラスになっている訳ですから、トレーダーたちは説明をこんなふうに解釈したのでしょう。「メンテナンスしていたので、正確なユーザー数を把握することができませんでした。ですから、実際のユーザー数は2億8800万人よりもっと多い筈です。」

チャート: Zero Hedge
ツイッターの 時間外取引の様子です。先ず、予想以下のユーザー数で下げ(A)。そして、「第三者と融合する必要があった」の説明(B)で株価は一転して上昇です。

このまま行くと、金曜の通常取引は強いスタートになると思われますが、はたしてこの勢いは大引けまで続くでしょうか?もちろん、アナリストたちの意見も発表されることでしょうから、金曜の取引は面白くなりそうです。

(参照した記事:Twitter’s Revenue Up 97%, But Still Struggling To Find New Users

Twitter reports slowing user growth

Twitter Beats Adjusted Earnings, Misses On Users: Stock Dumps Then Jumps

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