アップルとソーラー・エネルギー

火曜日になりますが、アップルの時価総額が7000億ドルを超えた、と話題になりました。
この日の株式市場でアップル株は、前年比64%高い1株当たり122ドル(約1万4570円)で引けて過去最高を記録した。同社の時価総額は昨年11月にも一時的に7000億ドルをつけていたが、終値で7000億ドルを突破したのは今回が初めて。2位のエクソンモービルの時価総額は3820億ドル。(CNN)
下は、去年11月、アップルが一時的に7000億ドルを超えたときの見出しです。
アップル 時価総額7000億ドル超す、トヨタの3倍(スポニチ)
正に、アップルは超巨大企業です。さて、話を火曜に戻しますが、こんなことも報道されています。

アップル株は、太陽光発電を手がけるファーストソーラーとの提携発表を受けて急騰した。(CNN)
アップルは、ファーストソーラーから8億5000万ドル相当の電力を購入します。これは、カリフォルニアにある全アップルストア、オフィス、データセンター、そして本社で使用する電気を十分にまかなうことができる量であり、ファーストソーラーとの契約期間は2016年末までです。

ファーストソーラーの日足チャートを見てみましょう。


1がアップルとの提携が発表された日です。しかし、aとbで分かるように、株価は既に上がっていました。aは中国から発表された新ソーラー・エネルギー・プロジェクト、そしてbはカナディアン・ソーラーが同業社を買収するというニュースが流れ、この両日はソーラー銘柄が広く買われました。

移動平均線を入れてみましょう。


50日(青)と200日移動平均線(黒)は相変わらず下げ方向ですから、中期、長期トレンドはダウントレンドです。しかし、20日移動平均線(赤)は上昇が始まり、短期トレンドは好転しています。更にAで分かるように、20日移動平均線が50日移動平均線を上抜けてゴールデン・クロスという現象も起きていますから、これを買いシグナルと解釈した人もいることでしょう。もう一つ見てほしいのは緑の曲線です。ナベ底が形成されている可能性があります。

ついでに、60分足チャートも見てみましょう。


ブレイクアウトで買うなら、目先のレジスタンス(1)になっている50ドル突破が買いシグナルです。もう少し下げたところで買うなら、上昇するトレンドライン(2)付近が目安になります。

日足チャートで分かるようにナベ底の可能性もありますが、全体的に言えることは、株価はまだ低迷しています。こんな状態ですから、アナリストたちの意見は消極的です。

資料: フィデリティ
上の表で分かるように、ファーストソーラーの買いを勧めているのは、たったの3人です。ニュートラル9人、アンダーパフォーム3人、売り推奨3人といった状態ですから、正にアナリストには人気が無い株です。もちろん、ほとんどのアナリストが買い推奨なら、現在の株価は高値圏で推移しています。言い換えると、ファーストソーラーを割安な価格で買いたいなら、今がチャンスかもしれません。

(参照した記事:アップル時価総額が7000億ドル超え、米企業初

アップル 時価総額7000億ドル超す、トヨタの3倍

What Apple Just Did in Solar Is a Really Big Deal

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