空売りチャンス!?、今日も上昇の原油

これはデッド・キャット・バウンスだ。 -- スティーブン・ショーク(ショーク・レポート)

デッド・キャット・バウンスは、株価が大幅下落後の一時的な小幅回復を意味する。(ウィキペディアから)
今日も原油が買われ、「原油は底を打った」という声が聞かれるようになりましたが、ショーク氏のように「単なるデッド・キャット・バウンス」という意見も多いことは確かです。言うまでもなく、もしこれがデッド・キャット・バウンスであるなら、現在進行しているラリーは良い売りチャンスです。原油価格に連動するETFの日足チャートを見てみましょう。


aで分かるように反発ラリーの展開中です。先週木曜の終値は16ドル68セント、そして今日の終値は19ドル62セントですから、この3営業日で17.63%の大幅上昇です。

ダウントレンドにある株は、下落局面では出来高が上昇し、上昇の場面では出来高が減るという特徴があります。1、2、A、Bの部分を見てください。1の下げでは出来高が増大し、売り圧力の強さが示されています(A)。2の一時的な反発では出来高が減少し(B)、買い手が積極的に参加していないことが表れています。言い換えると、2の貧弱な出来高を伴った戻しは絶好の売りチャンスです。

今回の反発ラリーを見てください。bで分かるように出来高は大きく増え、特に今日の出来高は突出しています。底打ちと判断した新規買い、そして急騰に耐えることができなくなった売り手たちの買い戻しが重なり、出来高が一気に増大です。

デッド・キャット・バウンスが証明されるためには、ETF価格が再び下げに転じ、先週記録された安値を割る必要があります。今回はBの時とは違い空売りを躊躇してしまいますが、ここ数日間のラリーで、買われ過ぎな状態になっていることも確かです。


円内を見てください。ストキャスティクスは過熱を示す80を超えています。繰り返しになりますが、たった3営業日で20%近い上昇ですから、そろそろ利食われても不思議ではありません。更に、レジスタンスになる可能性がある50日移動平均線も直ぐ上に控えていますから、現在の位置での買いは好タイミングではありません。

短期的には買われ過ぎな状態ですが、季節的には買いシグナルです。

チャート:Signal Trading Group
過去20年間の原油価格の季節性です。四角で囲いましたが、原油は1月、2月に底打ちとなる傾向があります。ですから、もし原油が先週の安値を割ることなく2月を終えてしまうと、買い手はいっそう強気になることでしょう。

(参照した記事:Oil expert: This is a ‘dead cat bounce’

コメント

lineの倍 さんのコメント…
近年、急激に生産量を増やした米国のシェールオイルの生産ココスとは70−80USD/バレルにあり、これらの掘削リグが急激に生産停止しています。
http://static3.businessinsider.com/image/54c9626eeab8ea7b039f539c-1200-900/january%2028%20cotd.jpeg

http://www.wtrg.com/rigs_graphs/short/rigus.gif