今年のスターはフィリピン株!?

チャート:CNNマネーから
去年の夏、原油は1バレル100ドルを超えていましたが、現在の価格はその半分以下の48ドルです。上のチャートは、50ドルという原油価格が悪影響となる国、そして恩恵となる国が示されています。

安い原油のお陰でサウジアラビアのGDPはマイナス2.9%、ロシアはマイナス2.6%が予想されていますが、ホンコンはプラス0.7%、フィリピンは1.4%増が予想されています。よし、それならフィリピン株が行けそうだと思い、フィリピン株に投資しているETF、iShares MSCI Philippines (EPHE)を早速見てみました。

このETFがニューヨークに上場されたのは2010年9月29日、投資対象はフィリピンの大型株になり、下が資金が最も多く割り当てられている10銘柄です(1月16日現在)。

資料: フィデリティ
トップは電話会社、フィリピン・ロング・ディスタンス・テレフォン、10.80%の資金が割り当てられています。

去年2014年の成績は+23.53%でした。ですから、マイナス3.36%だった中国、インド、マレーシアなどの新興市場国に投資しているETF、iShares MSCI Emerging Markets(EEM)よりずっと優秀です。ETFの専門サイト、ETFトレンズ・ドット・コムは、こう書いています。
iShares MSCI Philippines (EPHE)の現在の価格は、2013年1月に記録された史上最高値から約10%ほど下にある。先週、マニラの株式市場が新高値に達したことを考えると、このETFにも更なる上昇が期待できそうだ。現に、向こう12ヶ月間で予想される利益を考慮して計算されたフィリピンの株式市場のPER(株価収益率)は11月26日以来最高の18.4倍に達し、投資家たちのフィリピン株に対する姿勢がいっそう強気になっている。
先週金曜のブログで、デイナ・ライオンズ氏(投資アドバイザー)は、こんなチャートを掲載しています。

チャート:Dana Lyons' Tumblr
フィリピン総合指数(現在の数値は7485)ですが、カップ・アンド・ハンドルと呼ばれる買いパターンが形成されています。フィボナッチのレベルを株投資に利用しているライオンズ氏によると、三つの違った期間で計算した目標値が、ほぼ同レベルになります。
・ 2003年から2007年の上昇ラリーを使って計算した場合のフィリピン総合指数の目標値: 11,200
・ 2007年から2008年の下落を使って計算した場合の目標値: 11,000
・ 2008年から2013年のラリーを使って計算した場合の目標値: 11,000
2013年のスターは日本株、2014年はインド、今年のスターはフィリピンになる可能性がある。 -- デイナ・ライオンズ

(参照した記事:Could The Philippines Be 2015’s Stock Market Of The Year?

Philippines ETF Remains an Emerging Markets Star

iShares MSCI Philippines ETF

Winners and losers in oil's plunge

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