マーケット関係者、ブロガーたちのコメント: 為替で利益を上げているのは38%の人たちだけ

CNNマネーから
上は株投資家たちのセンチメント、現在の数値は31です。超悲観的なレベルではありませんが、投資家たちは、株式市場の行方に心配を感じています。

・ S&P500指数が10%を超える調整を記録したのは、もう3年以上も前のことだ。今月、S&P500指数は5日連続の下落となり、1月8日から1月15日までの間に3%を超える下げとなった。12月29日から先週木曜までで計算すると、同指数は約5%の下落だ。問題は、この下げをどう解釈すべきかがハッキリとしない。この下落のお陰で、12月末に20倍だったS&P500指数の将来の利益を考慮しての株価収益率は16に下がり、以前のような割高感がなくなっている。 -- (ロイター

・ 月曜は祭日で、今週の米国株式市場は取引日が一日減る。先週から決算シーズンが始まっているが、多数の企業が決算を発表するのは今週からだ。企業利益からのメッセージが今週の焦点だ。 -- ジェフ・ミラー(Dash of Insight)

・ スイスフラン・ショックはレバレッジの怖さを私たちに再認識させてくれた。復習すると、100%に相当する資金を借りてトレードすることは、ベータまたはボラティリティが2倍になることを意味する。為替や先物には2倍を超えるレバレッジがあるから、価格が10%変動しただけで、トレーダーは100%の資金を失ってしまうといった事態が発生する。よく考えてほしいことは、ほとんどの投資家は、高レバレッジを利用する必要など無いということだ。 -- (Pragmatic Capitalism)

・ 今回のスイスフランの急騰を見て、多くの人たちは「超極端な信じられない動きだ」、と言う。しかし、今回の劇的な動きには、役立つヒントが一つ隠れている。この特大な動きが起きる前、スイスフランはどんな状態だっただろうか?答えは、極めて静かな動きが続いていたということだ。 -- マット・レビーン(金融コラムニスト

・ スイスフランが爆発的な動きを展開している時、私はまだ寝ていました。何故、2500ドルもの損が出ているのだろう?少し目を離し、もう一度見てみると、損額はその5倍、6倍でした。 -- シモン・マモン(個人為替トレーダー


スイスフラン・ショックが何と言っても先週最大の話題ですが、マネービートにこんなチャートが掲載されています。

マネービート
2014年第3四半期(7月~9月)の結果ですが、上のチャートには、主な為替取引業者が保有する顧客口座の何パーセントが利益を上げているかが示されています。一番左はInteractive Brokers社です。同社が保有する顧客口座の47%が利益を上げています。言い換えると、儲けている人と損を出している人の割合はほぼ半々です。

青で囲った一番右が業界平均、38%です。言い換えると、62%の人たちの口座には利益がありません。注目は赤で囲ったFXCMです。見てのとおり、最低の数値、儲けている人たちは32%です。報道されているように、FXCMは米国最大の為替取引業者であり、今回のスイスフラン・ショックで破綻寸前に追い込まれた業者です。
ニューヨーク 16日 ロイター] フラン暴騰で巨額損失のFXCM、リューカディアが3億ドル融資 - 米ニューヨーク市場に上場する外為取引プラットフォーム運営のFXCM は、米投資銀行ジェフリーズの親会社であるリューカディア・ナショナルから3億ドルの融資を受ける。両社が16日、明らかにした。
たった32%しか利益を上げていないということは、多数のトレーダーが為替を諦め、トレードを断念していることを示しています。要するに、FXCMは新しい顧客を絶えず獲得しないと営業を続けることができません。言い換えると、FXCMには多数のトレード経験1年未満の口座があったと思われますから、今回の破綻寸前という出来事は「起こるべくして起こった」、と言えるかもしれません。もちろん、レバレッジの怖さを理解していない個人トレーダーにも責任はありますが、為替業者をもっと厳しく規制することを要求する人たちの声が大きくなっています。

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