モーガン・ハウセル: 「過去に発表された株予想を読んでみること。そうすれば予想のバカらしさが分かる。」

米国株式市場は、ほぼ6年に渡る上げ相場が続いています。先週金曜、ダウ工業株30種平均は17958の新高値を記録し、2009年3月の安値から2.7倍に成長です。ここが天井だ、現時点で買うのは間違っている、という弱気論が多い今日この頃ですが、この6年間に及ぶブルマーケットを振り返って、モーガン・ハウセル氏(金融コラムニスト)はこれらの興味深い事を指摘しています。



・ あの大幅下落は買いチャンスだった、あそこで買っておくべきだった、と人々は言う。しかし、これから訪れる可能性がある大幅下落はマーケット・リスクであり、それが買いチャンスになると考えることができない。

・ バブルは論理的な考えから始まり、最終的に極端な非理性的なレベルに達する。

・ 1ヶ月後、金利がどうなっているかは私たちには分からない。同様に、1週間後のダウ平均がどうなっているかは誰にも分からない。私たちは何も分かっていないのに、「分からない」、と正直に言うことができない。

・ ほとんどの投資家は向こう数ヶ月先のことしか考えていない。他の投資家より有利な立場に立ちたいなら向こう5年先を考えてみることだ。

・ 投資は数学ではない。株は心理的なゲームだ。

・ 状況の変化は速い、そして皆が思っている以上に大きく変わる。

・ 投資する前に、株のバリュエーションを考慮すること。そして、どのくらいの期間に渡る投資なのかを決定し、手数料も考慮すること。

・ 複雑な投資は避ける。

・ 景気の後退は必ず起きる。リセッションで株価が下がるのが嫌なら、他の投資を探すべきだ。

・ 口座の残高を毎日調べる必要は無い。頻繁に口座を見ていたのでは感情的になるだけだ。

・ 自慢話ばかりする投資家の意見は役に立たない。失敗談を語る人の意見に耳を傾けること。

・ 考えを変えるのは悪いことではない。状況が変化したら、あなたも状況に合わせて見方を変えるべきだ。

・ 過去に発表された株予想、マーケット予想を読んでみること。そうすれば、予想がいかにいい加減なものであるかが分かる。

・ ノーマルな経済、ノーマルなマーケットなど存在しない。以前のような状況に戻ったら買おう、などといった考え方をしないこと。

・ あなたが儲けることができたのは、あなたに優れた技術があったからだろうか、それとも単にラッキーだっただけだろうか?単にラッキーだっただけなら、あなたの成功は長続きしない。

・ 損が出ると、多くの投資家は現在人気のあるものに飛びついて損を取り戻そうとする。しかし、そんなやり方で利益を上げることは不可能だ。


(参照した記事: 16 Rules for Investors to Live By

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