下げが止まらない原油: ダイバージェンスの話

原油価格は今日も下げています。下は原油価格に連動するETF、United States Oil (USO)の日足チャートです。

月曜のマーケット終了1時間半前時点
単に下げが続いているだけでなく、膨大な最近の出来高は投資家たちの動転ぶりを表し、正にパニック売りといった状態です。次に乖離率を見てみましょう。


赤い線が200日移動平均線になり、現在の原油ETF価格は、この移動平均線から39.15%も乖離しています。平均への回帰ということを考えると、そろそろ原油価格は反発するかもしれないと思ってしまうのですが、ここで底値拾いを試す価値はあるでしょうか?言い換えると、どんな現象が起きたら底値拾いを試すべきでしょうか?

一般的な方法はダイバージェンスの利用です。一例を見てみましょう。


上はトウモロコシの価格に連動するETFの日足チャートです。A、Bで分かるように価格は下げですが、同期間のMACDはCからDで分かるように逆に上昇が始まり、ダイバージェンスの買いシグナルが出ています。

下は、原油のETFにMACDを入れたものです。


現時点では、買いシグナルとなるダイバージェンスは起きていません。ETF価格は安値更新、そしてMACDも同様に安値が更新され、ETF価格とMACDは同方向に動いています。

昨日のブログで取り上げましたが、短期的には30分足チャートに注目です。


下げる65期間移動平均線で分かるように、トレンドは明らかなダウントレンドです。買う前に確かめたいことは、少なくとも二つあります。
1、移動平均線が上向きになること。
2、ETF価格が移動平均線を上抜けること。
言い換えると、30分足チャートに上昇の兆しが見えたら買いを試すことになります。

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