30分足チャートと移動平均線

ニューヨークの株式市場は午前9時半に始まり、終わるのは午後4時、計6時間30分です。デイトレーダーたちは1分足、5分足、30分足、60分足と様々な時間軸のチャートを使ってトレードする訳ですが、今日は30分足チャートの話をしたいと思います。

米国株式市場の場合、60分足チャートには一つの問題があります。上記したように、一日の取引時間は計6時間30分ですから、60分足チャートだと、最後のローソク足は60分ではなく30分間の取引しか入っていません。ということで、30分足チャートならそのような問題が起きないので、多くのトレーダーが利用するようになりました。同様な理由で、うまく割り切れるということで、65分足チャートを利用しているトレーダーもいます。(6時間30分=390分、 390分÷65分=6本のローソク足)

1分足、3分足などの小さなタイムフレーム(時間軸)を短期とすれば、30分足チャートは長期チャートになり、全体的な流れやトレンドを把握するのに便利です。そして、多くのデイトレーダーは、この30分足チャートに65に設定した移動平均線を入れています。(65期間移動平均線は、日足に走る5日移動平均線とほぼ同じです。)

下は、S&P500指数に連動するETFの30分足チャートです。


矢印で示しましたが、65期間移動平均線が上昇している部分はアップトレンドになり、そこでは買いが基本的な姿勢です。最近の様子を見てください。9日頃から移動平均線は下向きになり、マーケットがダウントレンド入りしたことが示され、基本的な姿勢は空売りです。更に、65期間移動平均線がサポート、レジスタンスになる傾向があることも観察できます。

下はアップル株の30分足チャートです。


下降する65期間移動平均線で分かるように、12月に入ってから、アップルは明確なダウントレンドです。1から4の部分を見てください。下降する移動平均線がレジスタンスになっています。

もう一つ見てみましょう。日本株のETFの30分足チャートです。


明らかなダウントレンドですから、現時点では売りが優勢であることが示されています。

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