中間選挙: なぜオバマ大統領の民主党は敗けたのか??

繰り返し発表される馬鹿げた季節調整済みのデータによれば、米国経済は力強い成長が顕著になり、消費者信頼感も大きく回復している。正に、米国の黄金時代が始まろうとしているようだ。しかし、昨日の選挙でオバマ大統領の民主党が大敗したことが語っていることは、全てが嘘であったということだ。 -- ゼロヘッジ
確かに、表面上は米国経済は好転しているように見えます。

research.stlouisfed.org
失業率は順調に下降しています。


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GDPも着実に上昇しています。


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非農業部門の雇用者数も順調な伸びです。

こんなに米国経済は好調なのにもかかわらず、なぜオバマ大統領の民主党は敗退したのでしょうか?


選挙結果:

POLITICO
上院:

民主党: 43議席

共和党: 52議席


POLITICO
下院:

民主党: 179議席

共和党: 243議席

見てのとおり、両院とも共和党が半数以上を占め、上院でも共和党が多数派になるのは8年ぶりです。

ゼロヘッジが、「全てが嘘であった」と結論しているように、米国の一般市民も政府から発表される経済指標を信じていませんでした。言い換えると、たとえ正確な失業率、GDP、非農業部門雇用者数を知らなかったとしても、米国民は大して良くなっていない経済状態を体感していたのです。下の数字を見てください。


money.cnn.com

左側の798ドルは、2007年第3四半期の米国民の1週間あたりの平均収入です。右側の797ドルは、インフレを考慮して計算した2014年第3四半期の1週間あたりの平均収入です。言うまでもなく、収入は目減りしています。もちろん、家賃、光熱費、食費などは上昇していますから、国民の暮らしは明らかに苦しくなっています。オバマ政権が始まり6年が経過しましたが、人々の生活は全く楽になっていないのですから、今回の選挙で民主党が敗けたのは当然の結果だったと思います。

(参照した記事:The Economy Is So "Strong" It Just Cost Obama The Senate

Why voters hate the Obama economy

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