2014年11月29日土曜日

年収がどれくらいあったら幸せになれる?

Filthy Richは「超大金持ち」という意味ですが、初めてこの言葉を聞いたときは、ヘンな言葉だと思いました。なぜなら、Filthyの意味を英和辞典で調べると、一番最初に出てくるのは「物、衣服などが汚い、汚れた、不潔な」だからです。アメリカ人の潜在意識の中には、金は汚いものだ、という思いが刻み込まれているのかもしれません。

こういう記事があります。

ビジネス・インサイダーから

「超大金持ちになったけど、金は思っていたほど自分を幸せにしてくれなかった」、という意味になります。

「贅沢なことを言うな!」、と憤慨する人もいると思いますが、言ったのはこの人です。

写真:ビジネス・インサイダー
Social+Capital Partnershipの創始者、Chamath Palihapitiya氏です。ウィキペディアによれば、氏の個人資産は12億ドルということですから、明らかにFilthy Richに属する人間です。

Palihapitiya氏は、政府からの生活保護を受ける家庭で生まれ育ちました。
私たち一家が住んでいたのは、コインランドリーの直ぐ上でした。父親には職がありませんでした。フォーブス誌に世界長者番付が毎年掲載されますが、私の名前も、その番付にいつか載ることを夢見ていました。
12億ドルもの個人資産を築き上げたにもかかわらず、Palihapitiya氏は、なぜ超ハッピーな気分になれないのでしょうか?金があれば、やりたいことをいつでもできます。アホな上司の顔を見る必要もありません。子どもたちには、最高の教育を与えることもできます。

Palihapitiya氏の結論はこれです。
私は、自分の資産をもっと有意義に使うことが重要であることに気がついた。人々の助けとなる長期的、そして非現実的な目標に焦点を合わせて進んで行くのだ。私は巨大な遺産を残したい。
「富を求めるのはやめて、名声を求めよう」とも聞こえますが、氏は「世のため、人のため」に資産を使うことを決心したようです。

二年ほど前になりますが、こういう意見調査があります。

CNBC
質問: 幸せになるには、どれくらいの年収が必要ですか?
ドバイの人たちの回答は27万6150ドル、シンガポールは22万7553ドル、ホンコンは19万7702ドル、そして全体の平均値は年収16万1810ドルです。では、私たちは理想とされる年収を獲得したら、本当に幸せになることができるのでしょうか?答えは「ノー」だと思います。グーグルで検索したら簡単に分かりますが、多くの裕福な人たちが、「金では幸せは買えない」、と断言しています。幼稚な言い方で申し訳ないですが、「人のため、世のために働く」、というのが幸福への鍵ではないかと思われます。

(参照した記事:Filthy Rich Investor Explains Why Being Rich Didn’t Make Him As Happy As He Thought It Would

Chamath Palihapitiya

The Perfect Income for Happiness? It's $161,000

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