金、銀、特大陽線の出現

金曜の取引をあと1時間ほど残し、S&P500指数は現在マイナス0.09%のおとなしい動きです。しかし、全てのセクターが静かな訳ではありません。


J.C.パレッツ: ユーロのラリーと共に、多くのコモディティが一転して素晴らしい上昇となっている。これは無視すべき事ではないと思う。
特に目立つのは銀と金です。



銀価格に連動するETFの日足チャートです。4%を超える上昇となり、特大陽線が形成されています。まだ1時間の取引時間がありますから、出来高は半年ぶりの大きな量に達することでしょう。とにかく、極めて明瞭なダウントレンドが続いていただけに、この強力な上昇に多くの人たちが驚いていることでしょう。

下は、金価格に連動するETF(日足)です。


+2.44%、これも目立つ陽線が形成され、下降する20日移動平均線に現在挑戦中です。

両ETFに今日形成されているのは大陽線ですが、「株の達人」は、大陽線をこのように説明しています。
大陽線の出現: 今まで下げ続けていたり、ボックス状態であったり…。この様な変化の無い相場の中で、大陽線の出現は、今までの相場から新しい相場に一変した可能性が高いと見るシグナルです。
銀は2011年の春から、そして金は2011年の秋から下げが始まり、とにかく長い低迷が続いていました。はたして今日の大陽線が100%正確な底打ちシグナルかは分かりませんが、「ACTING MAN」というブログに、こんなチャートが掲載されています。

ACTING MAN
タイミングの悪いことで有名な、小口投機家たちの動きが示されています。Aの頂点ですが、この時、過去11年間で最大の金買いポジションが造成されていました。その時の金価格は1、天井です。現在の金価格は2、そしてBを見てください。小口投機家たちによって、ここ15年間で最大の金空売りポジションが造成されています。今日、金は大陽線を形成中ですから、小口投機家たちは空売りポジションを大慌てで買い戻していることでしょう。

今日のラリーを見ただけでは、金、銀が本当に底打ちとなったかは分かりません。ということで、来週の注目はこれです。
大陽線の出現後は、大陽線の半値を下回らなければ、新しい相場は継続していると判断する。(株の達人)
米国の場合は、大陽線の三分の一ほど戻したところが押し目買いチャンス、と言われています。どちらにしても、金は早ければ来年1月に底打ち、と言われていただけに、今日の特大ラリーにトレーダーたちは驚きです。

(情報源: 株の達人 大陽線の出現

Gold Sentiment – A Contarian’s Dream?

パレッツ氏のツイート

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