米国株式市場: クリスマス・ラリーは既に始まっている!?

小売最大手のウォルマートは、クリスマス・シーズンのセールを既に開始していますが、株式市場に訪れるクリスマス・ラリーも年々早く始まる傾向があるようです。マーク・ハルバート氏は、今朝のマーケット・ウォッチで、こう書いています。
サンタクロース・ラリーは、もう始まったのだろうか?年末のラリーと言えば12月のことだが、最近10年間を見てみると、強いマーケットは11月に始まっている。

ハルバート氏のブログから
上の表にはダウ平均の成績が示されています。見方をAで説明します。
1896年以来のダウ平均の成績 
11月の平均リターン: +0.94% 
12月の平均リターン: +1.43% 
12月と11月の差: 12月が11月を0.49パーセンテージ・ポイント上回っている
Bは1950年以来、Cは1990年以来、そして一番下のDは2000年以来のダウ平均の成績です。見てのとおり、A、B、Cは12月のリターンが11月を上回っています。しかし、下向きの矢印で分かるように、12月と11月の差が縮まっています。

注目は、ハルバート氏が指摘している最近10年間(D)です。2000年以来、ダウ平均の11月のリターンは+1.76%、12月は+1.28%となり、11月の成績が12月を上回っています。正に、クリスマス・ラリーは11月に始まっています。

ハルバート氏の結論です。
結局のところ、12月のマーケットは高くなるという歴史的傾向があるのだから、投資家たちは12月1日になってから買うのではなく、12月の上昇を見込んで11月から買うことになる。要するに、他の人たちより一足先に買ってやろう、と多くの投資家が早めに買い始める訳だから、最終的にはクリスマス・ラリーのパターンは完全に消滅することだろう。
下はダウ平均の日足チャートです。


10月15日以来、ダウ平均は既に10%も上げていますから、ここから更なる大幅上昇は有りえないような気がします。一先ず目標は、9月19日の高値から10月15日の安値で測定した127.2%の値戻しレベル(A)、17760付近です。


(参照した記事:The Christmas rally arrives early on Wall Street

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