米国株式市場は発見期にある??

The market is going through a period of discovery. -- クインシー・クロスビー(マーケット・ストラテジスト)
現在の株式市場は発見期にある、という意味になります。いったい、何を発見しようとしているのでしょうか?下はダウ平均の日足チャートです。(木曜のマーケット終了45分前時点)


昨日の上げは今年最大だったのですが、今日の大幅下落で、いとも簡単に帳消しとなっています。円で囲いましたが、最近は値幅の大きな上げ下げが交互に展開され、投資家たちの迷いが明確に表れています。言い換えると、マーケットは方向の模索中であり、クロスビー氏の言葉を借りると「発見期」ということになります。しかし、矢印の方向から考えると、マーケットは8月の安値をテストしそうな様相です。

下は、ダウ指数に連動するETF、SPDR Dow Jones Industrial Average (DIA)の日足チャートです。


位置的には200日移動平均線が迫っていますから、8月の時のように、この移動平均線がサポートになる可能性があります。気になるのは出来高です。最近のマーケットは、出来高を増大させながら下落しています。特に今日の出来高は、ここ6ヶ月間で最高であり、不安な投資家たちの心理状態が明確に表れています。


入れた指標はオン・バランス・ボリューム(OBV)です。矢印で分かるように、買い圧力が強いときはOBVは上昇し、売り圧力が強いときは下降します。注目は1と2です。ETF価格は8月の安値をまだ割っていませんが、OBVの方は8月の安値を既に大きく割っています。最近の下げには極めて大きな売り圧力が伴っていますから、8月の安値が崩れる可能性を頭に入れておきたいと思います。


(参照した記事:Volatile markets are facing the 'old normal'

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